「グラスホッパー」の感想です
実はよく行くブログの幾つかで伊坂幸太郎さんの事が取り挙げられていて、
これは絶対、この作家さんの作品をいつか読まねばヽ(゚ω゚ )ノ
と思ってたんですが…ようやく何冊か買いましたので、まずは「グラスホッパー」についての感想ですφ(.. )
- ジャンルは分類不能の「殺し屋」小説!…らしい
主な登場人物は…
妻を殺されその復讐を果たすために…怪しげな会社に勤めている元教師の鈴木。
ターゲットを自殺させる殺し屋で、過去に殺した人達の亡霊に悩まされる男…鯨。
操り人形のようでしかない自分に苦しむ、やたらよく喋るナイフ使いの殺し屋…蝉。
この3人が…それぞれの理由で…背後から車に轢かれるように押して殺す(押し屋と呼ばれる殺し屋)を、追い始め…3人の視点が次々に入れ替わりながら話は展開していき…やがて互いの道が交錯し…結末へと向かう…
最後まで先の読めない展開と、そのスピード感はすごく「巧い」と感じました!
最後の「えっ」この人も?!…という意外性のある結末!も…全く予想できなかった(汗)
ただこれは、またしても個人的な好みの問題なんですが…全体的な印象は妙に「軽い!」ゆえに…物足りない感も感じました(^_^;
確かに…殺し屋の「鯨」と「蝉」の歩んできた、生き方ゆえの苦悩…病的に加速していくその苦悩は描かれているんです…いるんですが…少し物足りなかったんですよ…
もちろん描きすぎるとせっかくのスピード感が失われるので…これが絶妙のバランスなのかもしれません…
ただ絶対的に私が不満だった点が…メインの登場人物である「鈴木」にどうしても違和感を感じて仕方なかったんですよ…もちろんこの人物は(おそらく)最も読者に近い存在として描いてる為の人物像なのかもしれないんですが…
私としては…大切な存在を奪われ色んなものを投げ打って「復讐」しようとした人物にしては意志も危機感も薄すぎる、あまりにも薄すぎるんです…
それとも、これは暴力に全く縁のない生活を送ってきた人にとっては…感情移入しやすいんだろう…か…?
うーん、面白くないわけではないんですが…どうしても私は、この人物に疑問だらけだったのが…残念でした(-_-;)
でもこれってコミック化もされてるんですよね?
そっちを又機会があれば見てみたいです!
管理人の個人的な好み
(★★★★★★☆☆☆☆)10点満点で6点
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