Phantom~Requiem for the Phantom~ 第9話『名前』
第9話『名前』
うーん、予告でも玲二が捕まってたので覚悟はしてたけど…ようやく前を見ようとした直後だけに、あのアインの最後の表情は………やっぱ辛いですね…。
■生きている意味を見つけれず…死ぬ事も叶わず…。
玲二の訴えに明らかに、心動かされながらも…アインは玲二が来るまでは、たった一人で長い間自由を奪われて調教、洗脳され続け…その結果、感情を押し殺し…何も考えない人形に徹する事で…心のバランスをとってきたわけだから…玲二ほど簡単に新たな道を探そうと思えないのは仕方ないですよね…。
しかも…ある意味良くも悪くも唯一よりどころとしてた人形の創造主サイスの命令だけを聞いている事で、生きていることを危ういバランスの中でギリギリ実感していたような感じだしね…。
それが今…その元を離れ、組織に追われ…命令も聞けず自分の役割も見えなくなり、何のために生きているのか分からない…と、訴え死のうとしてしまうのは当然の流れなのかもしれない…。
でも、こんな様子を見てると、アインの方は正に人として精神の均衡が完全に狂う限界ギリギリだったんだな…と、改めて思う…。
しかも死のうとしても…今は以前と違い…玲二に、そしてその語る言葉に魅かれるものも確実に感じてしまった為に欲が生まれ…死ぬことさえ怖くなった…。
本来なら至極当たり前の自然な欲だし、この状態を乗り越えないと再び生きていくことは出来ないんだろうけど…現時点では、結果として今まで以上に苦しい状態に……。
そんなアインにそれでも『生きて欲しい』と訴え、新たな名【エレン】をあたえて『キミがキミとして生きていく為の名前だ』と話す今週の玲二は…魅力的ではあるんだけど…。
そして…エレン【アイン】も遂に、前を向こうとし始めたのに…。
■抜け出せぬ罠に踊らされる二人…。
先週に引き続き今週もクロウディアの思惑通りに事が展開していて…あぁやって玲二を一度アインと共に逃がし…玲二が自分の意志でサイスを殺したくなるように仕向けるところまで計算ずくだった感じで…いやぁートコトン黒くて現状はやっぱり玲二よりも数枚上手で存在感があります…(苦笑)
そもそも…当初からツヴァイはクロウの受け売りのような言葉を口にしてたし…記憶を取り戻してサイスの洗脳からは解けたかもしれないけど…実はクロウの手の平で踊らされてる感が現段階では拭えない事実なわけで……上で書いたように魅力的な言葉を玲二が語って強い意志も見せてくれてはいるんだけど…なんともいえない…脱力感も感じてしまう感じで…_| ̄|○
いつかは、このクロウディアの思惑以上の跳躍を見せてくれるだろうし…期待してますが…。
で…冒頭でも書いたけど最後のアインのあの表情…。
ようやく前を向きエレンとして玲二と共に進もうと決意しかけた直後だけに…サイスがタイミングよく現れ…再び絶望の中人形に戻らざるを得ないのは…ようやく光を見いだした後だけにアイン(エレン)にとっては堪えるよなぁ…。
こうやって光を見いだしかけたら再度落とされるのを、まだまだ繰り返すのだろうか……それとも、そろそろクロウの手の平からは抜け出せるのだろうか…。
とりあえず、来週の予告じゃ…撃つ方も撃たれる方も辛いよ……あの場面の後どんな展開になるのだろう…。
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