このタイミングでペルソナ2罪・罰(小説版)
先日少し予告してたんですがペルソナ4発売まで秒読みのこの段階で…
基本的には全く関係ないんですが若干気持ちの準備のつもりでペルソナ2の小説の感想です(;^。^)
2冊あるんですが、まずは
ペルソナ2罪(電撃文庫)著者:高瀬美恵
- ゲームの主人公(周防達哉)ではなく脇キャラだった(吉栄杏奈)の視点から描かれています。
(ゲームとは異なる設定もあるみたい)
杏奈はかつて短距離走の期待の星だったが交通事故で選手生命を絶たれ、以来無気力に生きていた。しかし、ある日街の噂になっていたジョーカーに出会い仮面党の幹部になる。
そんな中、舞台となる珠閒瑠市では、噂が現実化してしまうという不可思議な現象が起き続け…マヤの神話、占星術、ナチスなどが事件に絡んでくる。
えと、まず「罪」を読んだ印象は…これはゲームをしていないと、話の流れのあまりのトンデモなさに…「気持ちが付いていかない」という感じでした。
ゲームでは噂システムというのがあり、主人公たちが意図的に流した噂なども現実化していくようで、おそらくゲームをしていれば自分自身がその流れを作ることに参加出来る?形だろうから、十分この世界観に入り込んでいけると思うんですが…
この小説の場合、本来の主人公でもない為にあまりにも「脇から見ている」感覚がぬぐえず冷めた感覚になってしまうんですよねぇ(-_-;
それに、基本的にはゲームの主要登場人物の一人(黛ゆきの)との関わりがこの小説の中で重要な位置を占めているんですが、これも多分ゲームをしてないと(黛ゆきの)自体に魅力を感じないのでは…
でも、一方でこの小説を読みながら、「これはゲームとしてはかなり面白いだろうな」と、感じました。やっぱりペルソナ2もやって見たい!
やって見たいんだけどPS2でこのゲームをすると、かなり動きが悪いらしいんですよね…別ハードへの移植を激しく期待です(^_^;
えー…これは小説版「罪」を読んだ時点での感想ですが、続編の「罰」を読むとかなり個人的な評価が上がります。
では続けて
ペルソナ2罰(電撃文庫)著者:高瀬美恵
- これは「罪」の向こう側の世界パラレルワールド。
「罪」では高校を中退していた杏奈は「罰」の世界では高校に通い続けており前回はただの元クラスメートに過ぎなかった周防達也は今回唯一の「心安らぐ」友達だった。
しかしその達彦は行方不明になっており、珠閒瑠市に連続猟奇殺人が起き続け不気味な都市伝説が蔓延していく。
「罰」を読み始めた最初の印象は「ん?なんだ急に面白くなったぞ!」って感じでした。パラレルワールドの設定が面白いんです前回との「違い」が…それに、なぜパラレルワールドが起きたのかという設定も…うーんやっぱこれゲームがやりてぇ。
それに、こちらの世界のほうが前回よりも脇からただ見てる感が薄らぎ、色々と個人的に魅力を感じれる部分がありました。
当然の事ですが、この小説は完全に「罪」と「罰」二つセットで読んで初めて楽しめる感じですね。
ただ杏奈の立場は、あくまでゲームの脇キャラなのでラストなんかも本来の結末部分に何が起きたのかさえ明確には分からないんですよ。別の場所にいますから(苦笑)
ま、想像はつくんですけどね。
という事で、この小説は自分の様にゲームをやっていない人には強くお勧めはできない小説でした。逆にゲームをしてればかなり楽しめると思いますよきっと。
あとはね、これはマニアックな楽しみ方というか…個人的にちらほら興味を引くネタが出てきます。
- 例えば、おなじみのベルベット・ルームが出てくるんですがその場所の説明が「無意識の海のたゆたう自我をすくい上げ形を与える場所」だとか…
イザナギ(伊邪那岐)イザナミ(伊邪那美)や、神であり神の乗る船でもある天鳥船(別名:鳥之石楠船神)の話が出てきたり…
口に出した言葉は力を持つと言われた「言霊の力」の話が絡んできたりと…
シリーズ作品にも絡んでくる話や神話の世界が絡んでくるのは楽しめます。
2冊を読んだ上での管理人の個人的な好み
(★★★★★☆☆☆☆☆)10点満点中5点
但しゲームをしてから読めばかなり跳ね上がると思います。
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