カテゴリー「アニメ(1・09・4冬)RIDEBACK」の12件の記事

2009年3月30日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- (最終回)第12話『光の舞台へ』

第12話『光の舞台へ』

いよいよRIDEBACKも最終回!岡倉が呟いた『なんて奴だ』が色んな意味でぴったりではないかと思った最終回です。

何度も書いてきましたが、ライドバックに乗って舞い踊る時の、背景などを含めたその映像美、なんといっても意志が定まった時の”あの強烈な目”…そんな姿を見せている時の琳は…理屈を抜きにして最後まで自分には本当に魅力的に映りました。

  もぅそれはしょう子が呟いていた…全身で群集の目を捉えてやまない…そんな光を燦然と放つ圧倒的な存在感を示す姿…。

そうはいっても、ここまで琳の魅力を感じ続けた自分でさえ…今回の琳を見ていて途中までは、琳はいったい何処へ行き着きたいのだろうか…と、思わずにはいられませんでした(笑)

《でも途中から気付いた…というか思ったんですが…これはもぅ別次元なんだと…頭だけで考えようとしたら絶対にこれは駄目で、琳の心の中に眠る光はあくまでも、普通の人の基準では測りきれないもの!》

圧倒的なまでの、絶対的光を放てるものを心に宿す孤高の存在で…琳はその抑えきれないほどの量の光を放てる舞台を失い…光の放ち方を見失い惑っていた…。

そしてそれを遂に解き放ち完全に光を輝かせる瞬間が今回なんだ。


■見守るしかない
だから…これはもぅ普通の周りの人がどうにか出来るものではない…。

それは敵から『化け物』と評されるような岡倉とて同様で…最後はもぅただ『なんて奴だ』と唖然と見届けるしかなかった…。

ライドバックの操縦面での飛びぬけた才能は持ち合わせていたはずの珠代も、もちろん同様…。

琳の中に眠る光はとにかく次元が違うものできっとそれは歴史を通じてもホンの一握りの人だけが持ちうるもっと根本的な光で、どのジャンルに進んでも圧倒的なカリスマ性を宿す絶対的な存在になりうる…そんな類の光ではないだろうか…と…。

それがまだ完全には目覚めてはいない…この作品中では、そんな状態だったのではないでしょうか…あくまでも自分の感じ方ですが(汗)

だから、最後に目覚めようとするその瞬間を…ある者はただ釘付けになり、ある者はただ呆れ、ある者はただ感動しながら…。
そんな風にして…ただただ言い様のない魅力を感じつつ見守るしか出来なかった…。


もちろんそんな一人の天才に随分と振り回されてしまった感はもちろんあるものの…これはもぅ致し方ないのではないでしょうか。
例えば、歴史に名を残すような英雄の周りにいる人たちは大抵色んな意味で翻弄され巻き込まれ…それでもその魅力に惹きつけられて止まない…。

ちょっと褒めすぎ?魅力に取り付かれすぎ?!(笑)
でも、琳がそんな種類の存在であれば、色んなことに凄く納得が行く様な気がするんですよね…。

■目覚めた琳
自分が求めた光ではない、と感じながらも『心に光がある限り、それを紡ぎ踊る事ができる!舞台はそれを待っている』という言葉を胸に、フェーゴに乗り何度目かの転倒や停止を繰り返した後に、遂に完全に見るものを圧倒する踊り…光を放ちきった琳!

それまで琳がただ自分の中で感じていた…特定の舞台(バレエ)でしか放てないと自分で限界を設定し、未練を抱いていた感覚全てをフッきり…どんな舞台においても輝ける光の放ち方を掴んだ瞬間のように感じました…。

そしてその琳の光に応え限界以上の力を出し切って、それを掴ませてくれたフェーゴは煙を放ち完全に停止するけれど…そんなフェーゴに向かって『ありがとう』と呟くその表情も、少しの間捕まっていたであろうその後…桜咲く中、戻ってきて『ただいま』と答えたその表情も…実に穏やかで、満足していて……。

琳はバレヤやフェーゴに乗って輝きを放つ事は終わったかもしれないけれど、きっとどの分野に進んでも…これから先も圧倒的な光を周囲に放ち続けていくだろうと思わせる終わり方でした…。

確かに途中ハードな世界観を見せていたわりには意外なまでのあっさりした決着を迎え…正直言うと…この回だけでも色々細かい不満点はあったりします…^^;

でも、それを上回る魅力があったんですよね…。

それに、こうやって見てみると…とにかく一人の圧倒的な光を宿す者(琳)の迷いと成長の物語をメインにしていたのかな…と最後に来て自分には思えて…。そうであれば、確かにこの終わり方は、これで良かったと自分の中で凄く納得できたので、他の要素は今回殆ど省いて感想を書きました。

とにかく…琳個人のそんな常識では測りきれない魅力を味わえて、自分の中ではその点だけでも、この作品に満足しています。魅力的だったし楽しかった。

OPもEDも好きでしたし…冒頭でも書いたようにその琳の魅力を助ける映像がとにかく綺麗で惹きつけられましたしね^^

このアニメに関ってくださった全てのスタッフに感謝です。
そして、かなり思い込みが激しいかもしれませんが…感じたままに書く感想を最後まで読んでくださった方や、TBやコメントでお付き合いくださった方にも本当に感謝です。
またよろしければ別の作品でもよろしくお願いしますm(_ _)m

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2009年3月23日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第11話『曇りのち雨ときどき…』

第11話『曇りのち雨ときどき…』

長い長いトンネルを抜け、ようやく最後に再び”舞台”に上がる事を選んだ琳…。

でも今回も気分が鬱になりそうな曇天と雨、陰鬱な表情が続く重い展開でしたね…。
それに最後の最後に、久々に強い意志が宿ったあの目を見せてくれましたが…その”輝き”の後に晴れ間が待ってくれているのかは分からず…拭いきれない不安も感じてしまうよ(- -`)

■水が枯れ、萎びた花
圧倒的な輝きを放っていた尾形遊紀(母親)の背中を必死に追いかけ、同じ舞台の中に””を感じて、それが人生の全てだとさえ思っていたバレエ…。

失意の中、唯一の””を与えてくれた親友(しょう子)の笑顔…。

フェーゴに乗って、見た””、高ぶる鼓動、空に舞う感覚…。

それら全てが手から零れ落ち、遠くに行ってしまったかのような状態の琳…。

『私が望む事ってなんでこんなに上手くいかないんでしょうね 何かを手に入れたと思ったらすぐに失ってしまう…』
と言って泣く琳を見るのは…辛くなる…。

今回の琳は…まさにあの、花瓶に挿されたまま、水が枯れ萎びてしまった花と同じ状態にいるように、自分の目には映りました。

しかも、蛇口を捻ればすぐ目の前に輝く為の水はあるのに、水を入れる気になれずに萎びるままにしてしまった花と同じで…琳も手を伸ばせば輝けるはずのものを自ら拒否して、枯れていこうとしている。

『毎日が変わらなくて、どんなに退屈で辛くても構わない、もぅなにも失いたくないんです』
その言葉が全てを表しているように…『自分のせいで殺してしまった。傷つけてしまった』もぅ二度と大切な人たちを傷つけたくないとの気持ちが…再び輝く事を拒否して…。

でも、一方で…降りしきる外の雨の中に、咲き輝いている花を見かけると…その花をずぶ濡れになりながら取りに出て、しっかりと握り締め思いつめた表情で佇んだ琳…。

その直前に、すずりの為に花を買ってきて欲しいとは言っていたようですが…自分には、少なくとも追悼の為だけに…花を必死に欲しがったようには見えなかった……。

(この一連の花の感じ方は、きっと人それぞれかもしれないし…私の感じ方はハズレてるかも知れないですけどね/汗)

でも…天候といい、背景の描き込み方といい、この花といい…ホント力が入ってて、それによって何らかの心理描写を表現しようという意図が伝わってきて見応えがありました…。
情景描写も相変わらず凄いし…。

■跳ばせようとする者と、最後まで逃げるよう促した者…。

どちらが一体、琳の為になるのかは難しいところですよね…。

でも個人的には対照的なこの二人…どちらも、その行動はイマイチ好きにはなれなかった(汗)

キーファは

  • やたら、挑発的な言葉をかけ続ける様が…自分には琳の意志で選ばそうというよりも…否が応でも戦いの舞台へ引き摺り出そうとしてるように見えて仕方がなくて…なんだかなぁ…。

    もちろん琳が最終的に戦いの場へ出るだろう事は、このアニメが始まった時点から裏で垣間見える不穏な空気から予感させられてたわけで、いずれその場に立たなければならないのは仕方がないんですが…。

    それはあくまでも、誰かの手の平の上で踊らされるような仕方ではなく、自らの強い意志で立った結果として…そして、是非とも色んな連中の思惑を超える活躍を見せて欲しいとずっと願い続けていただけに…キーファの誘導しようとするかのような言葉には、どうにも最後まで拒否反応が出てしまった(苦笑)

岡倉は

  • ただ一方で、岡倉の方も結局、最後の最後まで琳を乗らせまいとする事によって守ろうとしたわけだけど…。

    キーファが言っていたように、逃げ続けることが琳の為になるとも思えない部分も、あるからなぁ…。

    もぅ少し琳に対して別の行動もして欲しかった気はしたんですが…。

■最終的な敵は…。
ロマノフがやたら小物ぶりを見せ付け始めてからは…どうにも思わせぶりな態度を続けていた横山みさをこそが…最後は琳にとっての脅威になるのかと思っていたのですが、今回は出ずじまい…ラスト一回ですからね…結局対決するという形になるのはロマノフだけなのだろうか…。

龍之介と依田の会話を聞く限りでは…GGP幹部とヘスナー社の癒着と、金の流れの証拠は既に揃っていて、必要なのはそれらが公になった後の処理に必要な情報らしいけど…一体、横山みさをが龍之介に何をもちかけて、最終的に何が狙いなのかイマイチ分からないなぁ…。

■最終的な決意の後押しとなったもの…。
自分は先週、自分のせいですずりを死なせてしまった琳が…このまま自分だけ安全な場所に守られて、黙って戦わずに逃げるなんて事は、きっと自分自身が許せなくなり「戦う」決意をすると思う…。
というような内容の事を書いたんですが… 違いましたね…(苦笑)

それよりもすずりの最期の言葉『琳さんの踊る姿をまた見たい』や…。

しょう子の『私は嬉しいんだよ琳が夢中になってくれるものが出来て』や…。

母親の『心の赴くままひたむきに舞えばいいの、舞台は応えてくれる』という言葉がどうやら後押しになったようで…。

正直言うとここは…(あくまでも、自分ならば)先週書いた予想の方が再び乗る理由としては強い気がしたんだけど…人によるんでしょうね、これは…。

■跳躍
最後は二人で跳躍した琳と珠代…。

琳は当然のことながら、珠代も本当は『国外逃亡』よりも、ずっとこうやって琳と一緒に跳びたかったんだろうな…。

でも珠代は惚れた男(岡倉)に…『尾形を頼めるのはお前だけだ』なんて言われたうえに…琳自身も苦しみ抜きながら、みんなの為に逃げようと決めているその様子をずっと傍で見ていたので…岡倉の為にも、琳の為にも最後まで一緒に国外に逃げようと決意していた。

それでも、その胸中は凄く複雑で、岡倉の身が心配でその傍に居たかったというのもあるだろうし…。
岡倉が命を懸けて『乗らせまいとし、守ろうとした』それだけの危険ともいえる才能を持つ琳と、共に相並んで、もう一度疾駆し跳び二人で何とか同じ戦いの舞台に立ちたいという願いが強く珠代にはあったのではないだろうか…。

さて、なんにしても冒頭でも書いたように長い長いトンネルを抜けようやく再び舞台に上がる事を選んだ琳…。

この強烈な”目”はいつ見てもホント惹きこまれます…。

ただし、選んだ舞台は炎と風と血が待つ戦いの舞台…おそらく琳は才能を遺憾無く発揮して縦横無尽に舞い踊り、圧倒的な光を放ってくれるだろうけど、その一瞬の舞台での輝きの…先に待ち受けるものは一体何なのか…琳は何を見るのか…。

しっかり見届けます…。

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2009年3月16日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第10話『Master of the war』

第10話『Master of the war』

先回見ていた際に多くの方が多分嫌な予感がしただろうけど、その通りにライドバック部の面々のデモ参加は最悪な展開に…。こうなるだろうと思っていたとはいえ、やはり見るのがキツイ展開でしたね…。

しょう子の『嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ イヤぁー』が耳に残って……辛い。

先週、明らかに未練がありながらも『もぅこれ以上、誰かが傷ついたりするのはイヤ』という想いの方が強くて、フェーゴに乗らない事を決め『サヨナラ』とまで告げた琳を見て《こうなってくると琳が『戦い』の場に引きずり出される『決定打』になりそうなのは…もはや”一つ”しかないと思う…。
ライドバック部の面々がデモに参加する事で「起きうる」最悪の展開が……来週が怖い…。》
と先回書いたんですが……。

琳は『誰かが傷つく事』や『失うもの』に対しての怖れ、さらには責任を感じる部分もあって降りようとしたのに…それが手遅れで、友達が傷ついてしまうどころか『死んでしまった』
こうなると、最初の衝撃が去ると今度はその事への負い目が『乗らざるを得ない』状態を心の中に作り出してしまうと思うんですよね…。

最後に『あなたと、私の未練がすずりちゃんを殺したんです』と語ったように…。
「自分のせいだ」との思いが…『逃げる』ように離れる事を、もぅ許さなくなるのではないかと…。

琳はこのままだと…安全な場所に守られて、黙って…そんな状態で戦わないままでいるなんて事は、きっと自分自身が許せなくなるだろうから…さすがに「戦う」しかなくなるかと思うんです…。

ただ、『戦い』に一度参加してしまうとさすがにバレエに戻る道は完全に絶たれると思うのにも関らず…今回はバレエ復帰の道も「完全に諦めてはしまうなよ!」的な話題が多かったように感じたんですが……耳に届かなかったとはいえ、すずりの最期の言葉も『又踊り始めてください』だったし…。
これは、どういう意図なんだろうか…『叶わない』願いを強調する事で、さらなる鬱展開というか結末への悲しさなんかを増幅するフリなのだろうか…それとも、予想外に平和な結末もありだろうか…でも、悪い予感の方が強いんだよなぁ……。

(それに、横山という女性将校が最終的にどんな決着を望んでいるのかがイマイチ理解しにくいけれど、あの酷薄そうな笑みと『新しい秩序の体現には”ドラマ”が必要なの』という言葉は、単に龍之介と取引をしてヘスナー社を摘発する材料を渡し、戦争好きの旧体制の代表ロマノフ大佐をその地位から蹴落すだけで止まるとは思えないだけに……。

ロマノフ自身は小物臭を漂わせていても、優秀な乗り手の才能にも引けを取らない戦闘能力を備えた新型ライドの存在というのは、気になるしな…。)

(あと、一つこれは今更あんまり言いたくはないんだけれど…デモ参加自体は…みんな甘いというか…。あのすずりの笑顔もちょっとね……。)

で、個人的にはしょう子の心の動きも気になるかな…。

先週、琳の気持ちを代弁して『もぅ誰かが傷ついたりするのはイヤ…琳が一番そう思っているはず』と語り、今回もデモにも一人だけ不参加だったのに、あんな一番見たくない凄惨な現場を見てしまった。

そんなしょう子が琳とは対照的な位置に留まれきれるのか…それともしょう子も巻き込まれざるを得なくなるのか…気になります…。

最後にもう一度…すずりの最期の場面ですが…。

今までは、あの空中に飛び出す場面は、いつも一様にキラキラと輝いていただけに……。

今回の空中への飛翔そして…『停止』のあの瞬間がキラキラどころか…黒くおびただしい血飛沫と残骸が…希望も何もかも全てが打ち砕かれるかのような描写で、そのあまりに対照的な光景がインパクトが強くて残像が強く残りました…。

それにやっぱり一番最初に書いたしょう子の叫びが…。

来週予告は…全く新たな映像がなかっただけに、どんな重い展開になるか…想像だけが膨らんでしまう…。

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2009年3月 9日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第9話『陽だまりの庭で』

第9話『陽だまりの庭で』

先回キーファとの舞いの直後に見せた笑顔と、その後の複雑で寂しそうな表情の変化は『人生の全て』と言えるだけのものを見つけた喜びと同時に、これから失うものの大きさや、もぅ決して自分は引き返せないところまで来ている事を悟っての『寂しさ』だと思ったので、てっきりあれが大きな転換点で今週からは逆らえない定めである戦いに走り出すのかと思っていたんですが……予想以上に停滞期間が長いですね…。

■『もぅ乗らないつもりです』そう語った琳…。
でもその時に語った言葉
『初めからフェーゴを手足のように感じられて自由に飛べて 友達みたいに感じられて…でも、気付いたんです。私は傷ついた自分の足の代わりにフェーゴを必要としていただけ。 フェーゴに対するあの気持ちは私の作り出した”嘘”だったんだって…だから私は…もぅ乗らないつもりです』やフェーゴ自体に『サヨナラ』と告げた、この一連の言動は、それこそ自分に対する『嘘』だと思うんですよねぇ…。

先回ライドバックから得られる世界を『確信』してしまったけれど、同時に失うものの大きさにも気付いたゆえに寂しさをこらえて…自分に嘘をつき乗らない決意をした…。
先回のあの複雑な寂しげな表情は…そういう意味も込めた『寂しげな表情』だったのかな…と。
だから、今回先週のキーファと共に飛翔し光に包まれた光景を思い出して『私の未練』と呟いた言葉のほうこそが、本当は偽らない真実の言葉なんだろう…な。

でもそうなってくると嫌な予感が…。
失いたくないもののために乗らない決意をし…堅司の身の安全についても祈った琳…。

そんな琳の事を誰よりも理解してるしょう子も『もぅ誰かが傷ついたりするのはイヤ…琳が一番そう思っているはず』と語ったように、ここにきてその気持ちが相当強くなってるはずなので……。

それだけに、こうなってくると琳が『戦い』の場に引きずり出される”決定打になりそうなのはもはや一つ”しかないかな…と思うんですよね…。

菱田が主導してライドバック部の面々が大規模なデモに参加する事で「起きうる」最悪の展開が……来週が怖い…。
あ、もちろん菱田の気持ちは凄くよく分かるし抵抗し戦いたいけどね…。

裏でキーファへの怖れから、強引に非常事態宣言やライドバック没収、そして届いた新たなマシンらしきものに『これが俺の兵隊か』とほくそ笑む様子に、ロマノフの暴走の伏線が敷かれてるだけに余計に…。

でも、もぅ残り話数も少ないし…そこからの展開がどう描かれるのか…先週も書いたように、ロマノフよりも本来のGGPの怖さを発揮してくれそうな気配のする横山という女性将校が動き出すのが、いつになるのかも気になるんですが…。

■岡倉は…
この方はフェーゴを残していたのが自分の『未練』だったと語りながら、依然として過去に背を向けGGP自体というよりも、もっと別の「何かを必死に怖れている」ような感じがするんですよね…。

身体の過去の傷は戦いの痕だけではない拷問痕もありそうにも見えたんですが…そういう目に見える自分に受けた過去を怖れてるという感じではなくて、もっと別の「何か」を守れなかった心の傷か…自らの内に眠る「牙」が怖いのか…とにかく過去にたいするそういう『怖れ』を抱いているがために、まき込んでしまった琳を守る事だけに必死になってそれから目を背けているような…。

そして、抗えない琳の今後の悲惨な未来も岡倉には見えているので…その未来から逃れるために必死に無駄な抵抗をしてる。そんな感じがして、どうにももどかしく映るんですが…これは自分が妄想が激しすぎるというか…考えすぎなだけでしょうか^^;

で、キーファとの取引材料は…琳の安全と引き換えに、自らが戦うとでも言ったのだろうか…。

■珠代
岡倉の怪我を心配し、岡倉だけが一人出かけるのを気にかけたり…岡倉が珠代の肩に手をかけて『珠代 すまない』との言葉にハッとし…『心配させないでよ』と呟く表情なんかは…明らかに恋する女性の不安そうな表情…。

ただし、珠代が岡倉に”どうして欲しい”と願っているのかがイマイチ掴めないなぁ…。

琳を守ることに必死になり、自分だけ危険な目に遭おうとしている岡倉の身を色んな意味で不安がり、もっと自分の事を頼って欲しい、サポートしたいと焦っているのか…。
それとも、想いを寄せている岡倉に闘う意志を見せて欲しい…GGPに対して「一緒に戦おう」と言って欲しいのに…言ってくれないから『(英雄の)岡倉天司郎なんていなかった』との言葉になっているのか…。

とにかく岡倉への想いと、焦りや心配から色々手を尽くそうと動いてはいるようだけど…珠代の動きが裏目に出ないかが心配…。

そんな中、龍之介のコネを利用して海外でGGPの暗部を暴こうとしてそうな依田恵は何か「起死回生」をはかれるものを見つけてくれるんでしょうか……。

又来週です。

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2009年3月 5日 (木)

RIDEBACK-ライドバック- 第8話『GET RIDE!選ばれし者』

第8話『GET RIDE!選ばれし者』

今回、個人的に最も衝撃的だったのが、実はロマノフ・カレンバークの驚くほどの無能さ(;´д`)今週も遅くなったので短めに感想です。

まずはその
■ロマノフとキーファ
ロマノフは作戦、指揮の点でも無能さ丸出しだし、作戦が失敗した後の椅子に座り込む様子も情けなさが滲み出してるし…今まであの笑みの裏にとんでもない冷徹さがあるのかと、ある意味勝手に期待し過ぎてただけかもしれませんが…この男…大物ぶってただけだったのか…^^;

おそらくキーファの言動を見る限り、ロマノフは過去に岡倉やキーファが自らを『死んだ』と言わざるを得なくなるような…何らかの策謀をめぐらして自分の部下たちを嵌めて陥れ…その上で自らはGGP内での立場を狡猾に確保し続けてきた…そんな因縁がありそうな感じなんでしょうかね……。
でも今回の様子を見る限りではロマノフとキーファでは器が違いすぎて、最後に言い放ったように『お前に勝ち目があると思うか…泣き虫ロマノフ坊や、首を洗って待ってろ』との言葉に無条件に頷いてしまいそうだ^^;

ただし、これまでも意味深な笑みを見せてた女性将校横山が、今回はもっと本性を滲み出すかのような厭らしい笑みを見せてましたから…GGPの本当の手強さを見せてくれるのは、ロマノフではなくこの女性の方かな…と思えたので、そちらに期待します…。

■キーファ
琳に対して『お前は自由だ』と言いながら…『お前は選ばれた』『本当のライドを味わえ』『お前の中に眠る力を俺に見せてみろ』と強烈な存在感と視線で圧倒しながら、琳にライドバックの力の引き出し方を教えて見せるキーファが自分はどうにも好きになれないや(苦笑)
例えこの男が、GGPの間違った世を正したいという理想を抱いた男であったとしても…さらには琳の才能に惚れてその力の引き出し方を教えたいだけだとしても……やり方が妙に気にくわない…。

岡倉に対しても軽い口調を装って『一緒に戦うか』と語ったり、マシンごと持って行けと…述べたりして…あたかも……岡倉や琳に、お前らは『自由だ』選ぶのは『お前らだ』、俺はあくまで『選択肢を提供してるだけだ』という形はとりつつ…後には引けない、戦いの場へ引きずり出す状況を意図的かどうかは別として作り出してるように見えるしね……。
それならまだ、正面からはっきりと『戦え』と薦めるか『利用する』と宣言すれば個人的には好感が持てるんだが……。

■一方の琳は…。
BMAの主力マシンの手が軍用に特化し、人を傷つける事を前提に作られてる姿を見て顔を顰めながらも…キーファがライドバックと一体になり踊り自在に駆け輝く姿に驚き…明らかに惹かれる。

そして自らもライドバックの真の引き出し方を体感して驚き、キーファに挑むかのような感覚で共に踊る中で、さらなる一体感と高揚感を味わい光に包まれる…。

そこには間違いなくかつて母親が語り自身も舞台の上で経験していた『世界の全て 人生の全て』と言えるだけの感覚があった…。
そして笑顔を見せる……この笑顔は純粋にその高揚感、その世界を感じ取れた事から来る喜びでしょうが……。

でもその後の複雑な表情からは……。
おそらく、ライドバックに乗る時に得られる『世界』を間違いなく確信しつつも…これから失うものを…そして、もぅ決して自分は引き返せない事をも悟ったかのような寂しさをも感じたんですよね……。
だから、今回は見ている側としても…琳がどれだけ輝いていても、初めて爽快感を感じられない寂しさを味わってしまった…。

ここはおそらく転換点となるような、間違いなく琳が自ら決意した瞬間でもあるんだろうけど…でもやはり、逆らえない定めゆえに否応なく行き着かされてしまった逃れられない場面でもあるような…何とも複雑な思いに……。

又来週です。

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2009年2月23日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第7話『罪と×(バツ)』

第7話『罪と×(バツ)』

露骨に圧政的、恐怖政治的な体制作りを着々と進める中で生活した事など年齢的に自分の親の世代でさえも全く経験していないですから、あくまでも戦前戦中の海外や国内の史実を扱った本などを随分読んだ時期に感じた自分なりの感覚でしかなく、アテにはならないかもですが…この作品は、その当時確かに存在した滲み寄ってくる不穏な空気感のようなものが凄くよく出てる気がします…はい。

先週も少し書いたんですが、もはや裏では確実に人民ではなく支配者を保護するために警察が利用され、残虐行為や市民への監視、拷問、暗殺なども平気で行う非常にヤバイ空気が充満し、増し始めてます。
それでも、一般市民の大半は何となく世の中が危ない方向へ変わりつつある事をどこかで感じながらも大抵は何ら具体的な行動に出るでもなく、一部の人々の懸念の声を聞き流している……。

そして、おそらく自分がはっきり気付いた時にはもぅ手遅れで…その時には完全に声を上げることさえ叶わない強権的な体制が整った後で、少しでも反発的な態度をとろうものなら容赦なく殺されるか収容所送りになる…。
この作品の現状はまさに、そんな手遅れになる一歩手前の状況のようです…。

そして、そういう世界観を一定の視点からではなく、様々な視点から少しづつ描いてくれているゆえに、全体的な作品の空気は冒頭の琳の周辺だけを切り取ると劇的に変わっているんですが…実は初めから現実は間違いなく危険な世界に住んでいて、一定の速度で変化し続けていた事に気付かせて貰えます。

しかも、それをそれぞれの立場に応じた速度で気付いていく事になりそうで…それが、よりリアルな感じにさせてくれています。

  • 例えば琳の場合、軍事的価値のあるライドバックを操る才能と天性の魅力のようなものがあったゆえに、自分自身では自覚のないままに大胆な行動をとり目立ってしまい体制側(GGP)に目を付けられ……裏で確実に進行しつつあった恐怖政治的現実に大半の人たちよりも一足先に…厳しい仕方で直面する事になった…。

    一方で、琳がいなくなった不安を感じながらも具体的な危機感を感じきれてはいないライドバック部の面々は、状況が分からない事からくる漠然とした言い様のない不安を感じつつ未だ日常を過ごしている…。

    さらには、かつて傭兵として、おそらくGGPの現実を目の当たりにし…最も社会の変化を汲み取り危機感を感じとれる立場にいたはずの岡倉の視点…。

    そして、度々出てくるメディアの動きを通して、全く当てにならない世論全体の流動的な考え方や、GGPの報道への介入度の程度までをも巧みに見せています。

    ですから…そのいずれの立場も今後どんなふうに、さらに変化していくのか興味が沸いてきて見応えが増してると思うんですよねぇ…。

さて、いつもよりかなり全体的な感想の前置きが長くなりましたが、ここらは特に個人的に書きたい人たちに分けての感想です^^;

■琳
今週の琳は、突きつけられたあまりに過酷な状況に、ただただ当惑し現実を受けとめ切れない様子です。
でもこれは、今週の時点では仕方ないですよね…。
幾ら琳が今まで見せてきたように剛毅な性格で、物事に怯む事無く立ち向かえる精神力を持ちえた女性だとしても…さすがに、まだ未成年のごく普通の暮らしをしてきた女性なわけですから…。

それが突然、弟が酷い拷問を受ける姿を見せられ…おまけに自分の存在を利用して弟に脅しをかけGGPの行った殺人の罪の自白を強要され目の前から連れ去られた…。
しかも、自らも先の見えない法的に公正な扱いを受ける事など全く期待できない状態で、何やらGGPの施設に送られそうになっている…。
おまけに、ただ初めは爽快感と高揚感を求めて操っていたライドバックで見ず知らずの人間を自らの手で傷つけてしまったという自責の念…。

これだけの事が一度に突きつけられれば…当惑し、まともに眠れなくなり現実を受け止められず、ひたすら全てから逃げ出したくなるのも仕方ないよ…。

  • そういう琳の胸のうちの動きというか苦しむ様が理解できるだけに…そして今までの琳のあの輝く姿を見てきただけに今週のやつれきった、精気の全く無くなったあの目を見ているのは辛い…。

    お祖母さんの声も耳には届いても、殆ど心が処理しきれない…理解できていないかのような姿でしたしね…。

    それに、今まで戸惑いや、不安はあっても明らかに逃避したり、怯えきった姿などを見せなかった琳だけに、怯えきった琳の丸めた背中が痛々しくて…(ノ_-。)

しかも『あなたに選択の余地はない…』と言われたGGPにあのまま施設に連れ去られたのと…移送中にBMAに連れ去られたのと、果たして琳にとってどちらが、まだマシだったのかも見えないですからねぇ…。

GGPは勿論怖いですが、BMAもねぇ…琳を連れ去った様子を見ても容赦なく人を殺すテロ集団である事に違いないわけで……。

琳自身はキーファの顔を見てどこか安心したかのような変化を見せた様に見えましたが…もしキーファ自体が仮に正しい理想をもつような人物だったとしても、先々週は琳と岡倉両名の写真を並べてその『才能』に注目してただけに、おそらく琳を活用したいとの思惑はあるだろう事が予想できるだけに、どちらに連れて行かれても見ているほうとしては不安なのは変わらないという……。

琳のあの自らの意志が強く宿った、強烈な視線が…自分自身のしっかりした選択の元で出る…そんな姿を再び見たいですが…今のところ双方の思惑に翻弄され身を委ねるしかない動きになってきているだけに凄く心配です……。

ところで、母親の存在が予想以上に琳の中で大きいんだなぁって事も、今回感じたなぁ…あの状況下で『お母さんだったらどうしてた?ねぇ、踊ってばかりいないで答えてよ』って心の問いかけが出てくるとは…そういや、EDの最後も母親の振り向きざまの笑顔という印象的な絵だし…琳が今後何か心境面での成長や転換をする上での描写の際には大きな鍵を握るのだろうか…。

■岡倉
今回ようやく長い長い沈黙を破って遂に動き出そうとした岡倉…。
あの『ゴブリン』というのはいわゆる、コードネームのようなものでしょうかね…自身を見張っていた公安をあっさりと片付けて、かつての上官ロマノフに対する宣戦布告とも取れる伝言まで放って実力の多分ほんの一端を見せてはいましたが…。

ただねぇ…個人的には見ていて少し時機を逸してしまったのではないか…しばらく戦場から離れていたために多少状況判断を見誤ったのではないかという感が拭えなかったですね…(汗)

彼自身はかつて「GGPを甘く見るな」と言ってはいましたが…。
GGPが一度目をつけ監視下においていた琳を、例え琳自身が巻き込まれるような行動に出なかったとしても、いずれはどんな手を使ってでも利用しようとしていたでしょうからね…琳たちに何も語らず、フェーゴをただ隠しただけで、身を潜め様子を見ようとしたのは、『琳を守る』方法としてはどう考えても甘かったなぁ…と思う。

それに琳を救出するために動くのかと思っていましたが…結局BMAに一足先に動かれてしまった上『テロリストまでがなぜライドバック少女に拘る…』と言ったり『そうか尾形は俺を呼ぶためのスケープゴート(いけにえ)か…』と言ってましたが…これも、かなり琳の評価に対する判断が甘いのではないだろうか…。

だって、単なる素人目に自分がちょっと考えても琳の存在は単なる戦闘要員としてだけでなくジャンヌダルク的な旗印的役割もこなせそうで…利用価値がテロ側にも十分あるだろう事が予想できる気がするんですが…^^;
GGP側としても使いようは先週も書いたように幾らでもあるだろうし…。

勿論、BMAは岡倉の経験なども利用したいんでしょうが…琳単独の存在価値を岡倉は多少見誤っていたのではないか、そのために後手に回ってしまったんじゃないだろうか…と、思わずにはいられないです。

とにかく、岡倉がかつてどれだけ英雄的な働きをした実力があるとしても、GGPは世界を支配しようかというような巨大な敵である上に…容赦のない手段を何のためらいもなく平気で選びそうな酷薄な面々というか…笑顔が不気味な人たちが揃ってるだけに前途は多難だな(苦笑)

もちろん、ロマノフ大佐が『英雄ゴブリンはもぅ死んだんだよ』と言うように、かつての輝きを見せる事無く、岡倉までもが無力なまま翻弄されるのでは…琳の未来は開かれないだろうし、そうならないよう期待はしたいですが……。

ところで、執拗に岡倉の動向が気になっていた珠代が自分を尾けている事を承知の上でフェーゴの隠し場所まで結果的に案内し…そのフェーゴのキーを珠代に託して『後のことは頼む』と語った岡倉は珠代にあの後、どう行動して欲しいと望んでの行動なんだろうか…。

そして託された珠代がどんな行動に出るのか、GGPに反発を当初から抱いている事を垣間見せてる兄の動向と共にその動きも楽しみです。

■その他

不安を隠しきれない様子のライドバック部の他の面々は、実情を正確には掴めていない為に、危機感の程度に温度差があり…ただただ何も分からない事からくる不安を抱えて琳を待っている…でも、何も出来ない無力な現状なので…努めて日常を過ごそうとする様子がよく出てましたね^^;
そういう描写が又、琳の置かれた状況との差を浮き彫りにして、より琳側の自体の深刻さを際立たせている感じでした。

ところで琳が大変なのに、しょう子と菱田の距離が急速に縮まり二人きりで出かけるまでになってるんですけど…^^;

あとは、報道機関の様子ですが今回の報道を聞く限りは、今のところ局によって多少の違いがあるようには感じるものの…完全な報道統制というよりは、多少の規制と情報操作が行われるている段階でしょうか…。
ただ、容易に変化しそうな気配は濃厚に伝わってきていて、懸念を表明する人の口がどんな形で封じられるのか…さらには簡単に乗せられてしまう世論が今後どう動くのか…当てにならないメディアの変化の様子と共に関心があります^^;

さて、BMAに攫われた琳、その琳の元に拉致されていく岡倉とその動きを完全に補足しあとを尾けているGGP…来週はどうなるんだ!!!

うーん、やっぱり続きが気になる1週間が待ち遠しいという点では個人的には今期一番です。

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2009年2月16日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第6話『電光石火ライド』

第6話『電光石火ライド』

当初から爽快感の背後に漂う不穏な気配についても触れ続けてはきましたけど…本格的にGGPやBMAについても注目して書きたくなってくる回でした。

■GGP
まずGGPについては既に1話の段階で、元はレジスタンス組織であったのが、突如革命的な勝利を収め世界を支配し始めた事が説明されてましたから、それなりに主義主張があって立てられた政治体制なんでしょう…。
でも、今現在顕になってるその政治形態は、強権的で圧政的、恐怖政治的な体制作りを着々と進めるファシズムにも通じるような非常に危険な政治体制です。

おそらく自分たちの理想とする世界を作り出すためには、自由や平等は二の次で容赦なく力を行使するという主義なんでしょう。
そういう政治体制が日本をも支配しようとしているわけで、当然今の日本の感覚とは異なる手法をも平気で使ってくる。

今回も完全にGGPの画策により族が利用され悲惨な状況に陥ってましたが…。
あぁいう事はごく日常茶飯事に…いやもっと多分過激に頻繁に行われていくんでしょうね。
新しい秩序、新しい規準をGGPが作り出そうとしてるわけで…合法性など全く問題ではないわけですからね…。
それに日本の自治権は殆ど骨抜きのような状態で…GGPの下っ端ですら政府の役人か警察官僚らしき男に『後で何とでもなりますから』とほくそ笑むくらいだしね^^

(まぁそうはいっても、まだ現時点では表面的には体裁も多少気にして巧妙に動こうとはしてそうですが…)
でも、こういう強権的な体制の常として当然、今後益々報道機関の統制や検閲を行なって反対意見を持つ者たちの口を封じるだろうし、人民ではなく支配者を保護するために警察を利用し、残虐行為や市民への監視、拷問、暗殺なども平気で行っていくだろう事さえ推測できる感じで…非常にヤバイ空気が充満して増し始めてます。

でもこの空気感は琳やその周りの今後が不安になると同時に…緊張感が増し、見ていてやはり引き込まれます。

■フリージャーナリスト

さて、こうなってくると冒頭のニュースで解説してた警察の軍隊化を懸念する声などはいずれ消されていくだろうし…逆に意図的な情報操作が行われるのに利用されるだろう事を考えると…。

フリーという立場的にも、さらには反骨精神も行動力もありそうなタイプという意味でも依田の役割が増していきそうで…この人の動きも個人的には凄く今後楽しみです…。

■BMA
一方のテロ組織の方ですが…。
歴史を通じて新たな体制が長期的に人々にとって理想的で申し分のない状態など作り出した例など唯の一つもないですからねぇ…。
ある形態の政府から別の形態に変化すると、必ず新たに苦しむ人が生まれ…今回も革命を成し遂げたGGPに対して、新たに反発する勢力がテロを行う…。

これはもぅまさに抜け出せない現実的な構図で…今後の泥沼的な悲惨な戦いを予期させる感じでもあり…巻き込まれざるを得ない琳達が今後どうなるのか本当にこの先の展開が気になります。

しかも、今までとは違いまさにプロの戦争屋がBMAに加わり、本格的にBMAも軍隊化しようとしてるという情報がGGP内で語られてましたけど…。
これは…表面上はGGPに追従する姿勢をとっている一部の国が裏で反GGPに対するテロを支援する形をとって人材や軍資金、装備などの援助があるのかもしれない…とか想像が膨らみましたけど…1クールならそこまで広げるのは難しいかな(汗)

キーファに関してはロマノフ大佐と浅からぬ因縁がありそうでしたが…。

■琳

さて琳ですがその行動が適切かどうかなんて事はもはや個人的には今のところ関係なく…。

やっぱり、いざという時に全くためらう事無く咄嗟に頭で考えるよりも瞬間的に行動に移るあの行動力と、その瞬間の強烈な視線、そしてあの動きを成し遂げられる琳のその才能はもぅとにかく理屈抜きに、やっぱり惹かれます^^;

ただ今回ライドバックが文字通り兵器になり得る事…人を傷つけるものになり得るんだ!と実感したわけで…その衝撃を表す表情の変化もありましたし、今後はどうしても戦わざるを得なくなるんでしょうが、辛い葛藤をも経験していきそうですね…。

それとしょう子との関係がやっぱり心地いい関係です…互いを本当に理解し、思いやり合う関係…ただそれがとてもイイだけに、不穏な動きと共に利用されたり崩されてしまわないかも不安ですが…。

■そして遂に捕まってしまった琳…。

おそらく琳の場合は色々と利用価値がありますから…容赦なく処罰されるという方向性ではなく…徹底的にGGPにとって有利に働く形で利用しようとされるのではないだろうか…。

それが、より強権的な体制を強める為の巧妙なプロパガンダに利用されるのか、対BMAを壊滅(キーファを殺す)するという目的の為に意図的に泳がされるのか…などその方法はまだ分からないですが…。

ただ…どんな形であれ、今後の琳はどれほど活躍しようともGGPの手の中で踊らされ、泳がされて最終的に悲劇的な結末を迎えるのか…それとも、GGPの思惑の範囲を超えてその手の平の上から大きく跳ね上がるような活躍を見せて、GGPを初め琳を利用しようとする周りの全てに対して一泡吹かせてくれるのか…もちろん、後者を期待したいところですが…どうなるのか、今後も凄く気になるし楽しみです!

又来週です。

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2009年2月15日 (日)

RIDEBACK-ライドバック- 第5話『謎のライドバック少女』

第5話『謎のライドバック少女』

今夜はもう次のお話なんですが…やっぱりこの作品も欠かしたくない作品なので今更ですが…簡単に5話の感想です。

『正気じゃない。なんで私あんな事を…しょう子を助けたくて夢中で…違う…私は何処かであの恐怖を楽しんでいた…私どうしちゃったんだろう…』
この琳の言葉がある意味全てを表していたかも…。

一夜明け…自分を取り巻く環境が確実に壊れつつある事を自覚すると同時に、しょう子への心配などが重くのしかかり不安に駆られる琳。
そしてそれ以上に…自分の中にある自身でも説明し難い…ライドバックを操っている時の不可思議な高揚感に戸惑い怖れる…琳…。

今回は今までとは違いライドバックに乗る琳の姿を見ることは出来なかったわけですが…心理描写も秀逸で相変わらず見応えがあります…。
説明のつかない琳の不安や戸惑いが…その表情や、BGMや降りしきる雨などの全体的に暗いトーンに凄くよく表れていて、とにかく琳に感情移入してしまいます…。
そして、琳と同様の不安を感じながら次回が凄く気になる作品です。

もちろん琳だけでなく、今週も周りの様子も非常に気になります。
まずは、元傭兵岡倉…

  • 真にGGPや警察を怖れつつも『こうなった責任は俺にある。お前は俺が守る』と語る岡倉。
    フェーゴを巡る事情とは一体なんなのか…どうして、あの機体を置いておいたのか…その真意が早く知りたい(><)

    本人は既にフェーゴを解体し廃棄したなんて言ってますが…当然あの機体は危険であると同時に、こうなった以上…より切り札でもあるはずだから解体はしていないだろうしね。

フリーライターの女性も、まずは珠代に探りを入れたものの『何かが違う』と、すぐに違和感を感じたようだし今後、ますます琳に喰らいついてくるんだろうし…。

弟の動向も相変わらず意味深過ぎる…それが琳にさらにどんな影響を与えるのか気になるよ…。
全てを利用し、邪魔者は容赦しないロマノフ大佐や…今回はその横にいた横山というGGPの女性も岡倉と浅からぬ因縁がありそうだし…。
琳の才能を放って置く気は全くなさそうなキーファーなどなど…気になることが盛りだくさん…。

今日の深夜の『電光石火ライド』も非常に楽しみです…。

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2009年2月 2日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第4話「しょう子、危機一髪」

第4話「しょう子、危機一髪」

今回も相変わらずフェーゴに乗って駆け踊る琳の動きの描写、その表情、BGMの入り方、それら全てが素晴らしくて見ている最中の高揚感が半端なくいいです。

主人公の琳が気にしている『光』…とは又違う意味で、琳とフェーゴが放つ輝きに惹きつけられてしまってる^^

■まずは琳の切り替わりが素晴らしい

何度もこの切り替わりについては書いてきたような気もするんですが^^;

今回も普段の琳、しょう子の消息を不安がる琳が…一転、フェーゴに乗って救助に向かうと決めるその瞬間に表情が完全に切り替わり…そして、一気に集中力を増してライドバックと共に一体となり駆けていく!
この雰囲気の見事なまでの変化が非常に魅力的です^^;

周りが、そんな琳のあまりに無謀で危険な行為に慌てふためき心配する様は、ごくごく普通の人間の反応ですが…そんな心配を撥ね退けるだけの能力を見せる琳がいるわけで…そんな周りの心配する光景までもが、琳の凄さを際立ててる感じです!

あ…でも、こんなふうについつい琳ばかり注目してしまいますが、今回は琳だけでなく、冒頭のしょう子も魅力的でした(笑)

  • 自分との約束を忘れてライドバックにのめり込む琳に

    『いいよ、相棒気にすんな!私は嬉しいのだよ。琳が夢中になってくれるものが出来て』

    この一言は…さりげないけ一言だけど、踊る事を諦めた友の痛みをずっと見てきた親友の言葉だからこそ、聞いていて凄くジンとくる本当に気持ちのいい一言だった^^!

本当にいい友人を持ってるな琳は!と思えた、この瞬間があったゆえに…

そのしょう子を助けるため
全く危険を顧みずに救助に向かう琳を、見ていてより強く応援できましたし^^

■度胸の据え方も満点

しょう子のもとに駆けつけることに成功し、ビルから飛び降り銃弾を掻い潜り、時にはフェーゴの腕でその銃弾を受け、縦横無尽に跳ね踊るかのように疾走していく様は今回も凄いとしか言いようがない!

もしかするとこれは、いくら天才的でも実戦経験もないものの動きではないという意見もあるかもしれないけれど…でも、自分としては、そんな事は全く気にならないくらいに、とにかく琳が凄いのよ(笑)

しかも、ここでも普通の人の反応を代表するかのようなしょう子との対比が効いていて、より凄さが際立ってますよね!

  • 例えば怖さで必死に琳にしがみ付くしょう子とは対照的に、一度集中してしまうと全く怯えを見せない琳…。

    そして極度の緊張感と恐怖を強いられ気絶し、そのまま帰ってきて寝てしまうしょう子は正にごく普通の人間なんだけど…琳は最後まで走り切っただけでなく、帰ってからも自分は倒れこむどころか、しょう子を膝枕状態で見守るほどの強靭な精神力!
    一体あの身体のどこにそれだけの強靭な精神力が!と驚きますよホント!

    そして、順番が逆だけどあの心臓がどんどん鼓動を早め大きくなっていく場面も…。
    おそらくアドレナリンが大量に分泌された状態でしょうけど、その状態が元々の強い精神力と合わさる事で、決してパニック的な反応ではなく…あくまでも自分を制御しながら最大限の力を発揮してるだろうと思わせる強い意志の力を目に宿して、まさに包囲を突破するための唯一のタイミングで間一髪、跳び、脱出する…。

ところで、冒頭でも書きましたが…あのフェーゴと一体になり跳ぶ瞬間に二度現れたように見えたあの『光』は一体なんでしょうか…。

  • 個人的な希望としては…まさに琳とフェーゴが完全にフィットして、そのあまりの一体感に琳が感じてる抽象的な『光』であって欲しいかな…とは思うんですが、そこは岡倉の組んだ特別なチューニングが影響する物理的なものである可能性も否定は出来ないかな…。

それにキーファからの「跳ばないのか」という声が何故聞こえたのかも意味がありそうで気になりますね…。

■フェーゴと琳を無視できなくなった人たち

跳ぶライドッバクが放送されてしまった今回…その瞬間を生であるいは放送を通して見つめる人たち…。

その全てが琳の今後に深く関っていきそうな人たちで今後どう動きどう絡んでくるのかもかなり注目ですよね!

まずは珠代とその兄龍之介

  • 意外にも警察官僚の兄と比較的頻繁に連絡を取っている様子の珠代。

    『面白い子が入ってきたけど…無関心を装ってる感じ』と顧問である岡倉の情報を流す珠代の真意はどこにあるんだろう…。

    前回書いたように、かつてライドバックに乗って英雄になったロマノフ大佐の元部下の日本人というのは、顧問の岡倉でほぼ確定になったわけですが…。
    龍之介もGGPの支配自体には反発を覚えているようですし…どんな意図で岡倉を探りたいと思っているのかは単純ではない気も…。

その岡倉と謎の男キーファ…。

  • キーファが語ったところによると、フェーゴは『そのチューニングは乗り手を選ぶ特別なマシンに施されるもの』らしいですが…。

    岡倉の意図は、初めから琳を意識してたわけではないですよね?!
    あくまでも巻き込みたくはなさそうだったし、たまたま条件にぴったり合う天才的な乗り手(琳)が現れて戸惑ってるような気が自分はするんですが違うんでしょうか……。
    今週も巻き込まざるを得なくなってしまった事に怒り、ペンをへし折ってる感じに見えましたし…来週も相当怒ってそうですしね(汗)

    ただ、こうなった以上は琳が巻き込まれるのは必至ですから…それが、琳のある意味巡り会わせというか定めというか…。覚悟を決めて岡倉もいずれ何か事情を語らざるを得なくなるでしょうし、その時はもぅそう遠くない感じかな…。

    一方の、キーファは今のところまさに『謎』。
    今回GGPのヘリを撃墜してくれてましたが…BMAに所属してるのだろうか…。
    でも、今回のテロに加わった実行犯の連中と比べると明らかに毛色が違いますよね?!反体制的な立場なのは間違いなさそうですが…。あとは岡倉との関係は何かありそうかな…。

そしてロマノフ・カレンバーク大佐

  • 先週に引き続き『テロリストが活躍すればするほど白ライド導入が進み自分の仕事がやり易くなる』との考えに全くブレはなさそうで…。テロの要求など完全に無視、人質がいようがお構いなしに特殊部隊を突撃させてましたねぇ…(苦笑)

    おまけに人質の市民にも結構な犠牲者が出た映像が流されながらも、日本政府は『最小限の被害ですんだとしてGGPに謝辞を述べた』とか…。
    非常に嫌な、レールが着々と敷かれていってる感じです…。

    しかも、そんな大佐が琳の映像を見てほくそ笑んだ姿が…琳とそれを取り巻く人たちの今後の過酷な展開を想像させてかなり不気味です(汗)

あとの人たちは

  • 弟は先週も書きましたが、これだけ意識的に映すところを見ると、重要な関りを持ちそうですが、それがどういう形になるか…。それから今回はお祖母さんも映りましたが、こちらは琳の行動の影響で悲惨な結果が待ち構えていないかが、かなり不安…。

    しょう子や、すずりも今回のように守られる側でいるのか、それとも共にライドバックに乗るような展開になっていくのだろうか…。

    新たに登場したフリーの記者たちは、さっそく来週は嗅ぎ付けて琳の近くに現れそうですけど…。

    あ…春樹は少なくとも堂太の言葉を借りれば『大丈夫。脇役のお前に出来る事は何もない』らしく…吹いたw

来週は『謎のライドバック少女』…俄然、琳のこれまでの日常が崩れ去っていきそうな感じで心配というか不安を感じつつもストーリー展開的にも楽しみで目が放せないですね。来週が待ち遠しいです。

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2009年1月26日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第3話「そして旗(フラッグ)はふられる」

第3話「そして旗(フラッグ)はふられる」

たった半月の訓練でいきなり全日本ライドバック選手権に挑む琳!
無謀な挑戦とは知りつつも、琳を囲む人たちが凄く期待してるというのが伝わってくる前半でした。
それは間違いなく琳の中にある才能の確かさを物語っていますよね。でも単にライドバックの「操作技術」に対する「才能」だけではない、それ以上の何か大きな可能性を秘めてそうな…そんな気にさせる魅力を琳は持っています。

作中で菱田が語った『琳ちゃんだったら大丈夫って気がするんですよ』という言葉が凄くしっくり当てはまる、なんともいえない不思議な魅力です(笑)

だからでしょうか。自分でも意外なんですが…普段ならば「いきなりこんな大会に出て好成績をおさめるような展開になったら、あまりにも…なぁ」などと多少冷めた目線で見てもおかしくはないのに…。
琳に関しては、1、2話で見せたライドバックに乗っている時の輝きが焼きついているためか、琳の周りにいる人たちと同じように自分も過度の期待をしながら見てしまっている事に気づきました(笑)

なんだか変な書き出しになってしまいましたが、とにかくこんな風に見ていて無条件で琳を応援したくなり楽しくなる…そしてあぁ残念だったなぁ琳!
…と、琳を温かく見守りたくなる!そんな出来に今回も仕上がっていて、3話も十分に楽しませてもらいました^^

(あ、いつものように不穏な動きの方も後半に書いてますが)

前置きが長くなりましたが、ここからは詳細感想です。
■思うようにいかない走り
でも、そんな周りの反応とは裏腹に当の琳の表情が少し冴えない…。

原因は実際のF1などにも出走できる車に対するレギュレーション(規定/規則)があるように、ライドバック選手権にも当然そのレギュレーションがあり、フェーゴは岡倉顧問が特別に組上げたカスタムマシンのためにレースは別のマシンで出走しなければならない事からくる違和感…。

テスト走行、予選ともに…自分の思うように走れないことからくるもどかしさが、表情から凄く伝わってきました。

「うまくいかない 何かが邪魔してる なぜだろう フェーゴだったらもっと」

そして予選の結果は22台中17位…。

でも、不安そうに見つめる内田すずりとは対照的に、付き合いの長い上村しょう子は言う。
『ステージ前の顔と一緒。あぁやって集中してるの。どんな状況でも琳は簡単にあきらめたりしない』

このシーンを見ていても感じたのだけれど、琳は普段決して自分の意思を強く口にして押し通すようなタイプではない。でも、決して意志が弱いとか流されていつの間にかここにたどり着きレースに臨もうとしているわけではなくて…あくまでも自分の強い意志を内面にしっかり持っている。

それにここまで見る限りでは、壁にぶつかって光を失ってた時も決して誰かに当たったりはしていなかったし…今回も、思うようにいかないもどかしさや不安が仮にあったとしても、それを前面に出して誰かにぶつけたり当たったりしない。
それがまた非常に好印象だし…琳が持ってる精神力の強さを感じさせて、驚かされます。

そして、いざ何かの勝負所になると全く臆する事無く、それまでの雰囲気とは一転して…内に秘めた強い意志を滲ませますよね!
その上、もぅ一段ここぞという場面では一気に鋭い闘志(牙)のようなものを開放させ、その瞬間きっと常人では計り知れないような最高の開放感を得て笑顔を見せるんだよ……。
そして、その瞬間が又見ていて非常に魅力的に見えるんだろうなぁ^^

■本戦
本戦のスタートラインに立った時に見せた表情の変化がまさに、その内に秘めた強い意志を滲ませた別人のような鋭い目!
ただし今回は、残念ながらもう一段弾ける所までは、いけなかったですが…その理由は。

本戦が始まる直前「思うように曲がってくれなくて ハンドルに引っ張られるような感じで」という琳の表現に何かを感じた菱田が、琳の可能性に賭けて、ACSというライディングをアシストする装置を外し、フェーゴと同じような状態に近づける…。

ただしそれは、普通ならばサスペンションの制御バランスを自動的に補正してくれる装置をなくしたわけで、当然非常に不安定でちょっとした事で転倒しかねない危険な状況になったという事…。
でも、琳の場合は反射速度が自動補正を上回っているか、自動補正とは違う補正を瞬時に生み出している為にかえって邪魔をしていたので、それを取り除いた琳は俄然、光を発し始める…。

『コーナーで膨らむけど全然言うことを聞いてくれるようになった』
『掴めて来た』
『追いついた』
短い琳の言葉が全てを表すかのように、次々に前方のマシンを追い抜いていき中継のアナウンサーの実況にも熱が入る(笑)
ここら辺は、やっぱりすげぇ!キタ!っと力が入りましたが…。

『もぅ少し…でもやはり違うフェーゴとは何かが』
そう、残念ながら…マシンが琳のライディングについていけず…もぅ一段飛びぬける瞬間が訪れる前に…オーバーヒートでコースアウトしリタイアという結果に。

でも、結果はリタイアであったとしても…琳の凄さを改めて実感させる結果に終わり、いい展開だったと思います!

ただ……珠代は『勝負は来年にお預けね』
と言ってましたが…そんな日は訪れるのだろうか…。

■大佐
1話から書き続けている必ず琳を巻き込んでいくであろう不穏な気配の方ですが…今週もやはり、さらなる進展が…。

GGP治安維持部隊のロマノフ・カレンバーク大佐が来日し、警察のエリート官僚である珠代の兄と会談する…目的は日本にも白ライド部隊を導入させる事のよう。

そして…
『小ざかしい抵抗だな、俺は貴様らに手間取ってモタモタしていた前任者の尻拭いに来た。容赦はしない。本国がライドバック部隊を解散したのは局地戦が必要なくなったからだ。だがこの国では有効な兵器という事だ』と…。

やはり、先週書いたように圧制が強まる気配が…。それに、ライドバック同士の戦いも…。

そして、気になる情報が…『俺の部隊にも(日本人が)一人いた。その日本人はライドバックに乗って英雄になったがね』と。

これって明らかに岡倉顧問の可能性が高そうですよね。
大佐来日のニュースを今回も意味ありげに見つめてましたし…琳の走りを見ているだけで全てを瞬時に見抜く眼力といい、ライドバックに関しては当然これ以上ないくらい精通してますし…。

それと、弟もあれだけ出てくるところを見ると今後重要な形で絡んでくるのかな…。

■戦い(レース)を終えて
祝勝会を行う他の部員とは離れ不完全燃焼に終わった琳はライドバックに乗り散歩。

そこに、岡倉顧問が来て…
『フェーゴに初めて乗ったあの時何故お前はアクセルを緩めずに跳ぶことに決めた?』と尋ねる。

『フェーゴのことを何故だか信じられたんです』
そしてレースでは見せれなかったあの全てを開放したかのような表情で一人跳ぶ琳!
うーーーん。やっぱりフェーゴでなければ、駄目何でしょうね…。

それにしても、当初はハードな展開も期待してたんですが、フェーゴにも琳にも愛着がでてきたので…この子たちが戦いに巻き込まれるであろうこの後の展開が、もちろん楽しみには違いないんですけど、単純に楽しみだとはいえない複雑な気分に…なんだか、かなり切なくなりそうな予感もしてきました…。

でも、来週は公式で謎のライドバック乗りと紹介されてるキーファも登場のようですし…展開に変化が見られそうなタイトルでしょうか…。

『しょう子危機一髪!』
待ち遠しいです。

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2009年1月19日 (月)

RIDEBACK-ライドバック-第2話「珠代上等!?S.L.F」~スプレッド・レッグス・フォーム

第2話「珠代上等!?S.L.F」~スプレッド・レッグス・フォーム

これは2話も素晴らしい!まだストーリは四の五の言うような内容ではないんですが、とにかく見終わった後に、何ともいえない爽快感と高揚感が残っていて…言葉に出来ない気持ちよさがありますヽ(´▽`)/

上にも書いたように、今の所は見て感じてとにかくワクワクすればいいと思うんですが、一応できるだけ簡単に内容にも触れながら感想です^^

■尾形琳を見守る会

少々個人的には苦手なタイプの内田すずりはバレエ時代から琳のファンだったようですが、先回のライドバックでの大ジャンプに惚れ抜いてますます琳になついてしまいました^^;

『ズキューンとハートを打ち抜かれた』などの表現や、いきなりチアになって応援したりする部分はおいておくとしても、琳のあの走行、大ジャンプを見て惹かれる気持ちは同調できます^^

もぅ1人は琳のそばで長らくいい友人としているために、琳のよさや心の動きを語らずとも把握しきってる感のある上村しょう子
琳の心がライドバックに惹かれていってる様子を『フーン( ̄ー ̄)』と言いながら、程よい距離感で見守っています。

今の所こんな風に平穏で、あったかい空気感を出すのに一役買ってる感じのこの二人ですが…この作品はやっぱり徐々にハードな展開になっていくんじゃないかと思っているので、そうなった時のためにもこの子達の今を描いてるのではないだろうか…と思ったりもするんですよね…。

■勧誘、挑発

入部者を是非とも増やしたい感のある、ライドバックのメンテナンスを手がけてる菱田春樹河合堂太

ライドバック乗りとしての琳の素質が気になり挑発してまでも、ライドバックに乗せたい部長の片岡珠代。

菱田たちは単純に、入部者を増やしたい!自分がとりつかれてる魅力あるものを広めたいと言う感覚でしょうけど…。

珠代は本当にただただ琳のその素質に惹かれてレースで戦いたい、ライバルを得たいといった感覚からだけなんでしょうか…。
わざわざすぐに琳の資料を集めて顧問に見せたりする意図が少し気になります。

■確かめたい

ライドバックの初乗りで琳が感じたものは…。
『心でくすぶっていた残火が深紅のマシンに重なった』
という感覚だった。
あの時感じたその気持ちが何なのか、自分の気持ちをもう一度確かめたい…。

戸惑う気持ちもあるものの…抗し得ないそんな気持ちの動きが徐々に琳の心で固まっていき…電話で弟に聞いたり、ネットで情報を集め…最後にレースにおもむいた時には、あの引き締まった表情へと変化していくその過程の描き方も凄くいい感じでした。

■スプレッド・レッグス・フォーム

実は1話は確かに素晴らしかったものの、走る光景は慣れて普通になるかもという思いも若干あったんですが大間違い!素晴らしいです!

もし見てない方でこれを読んでくださってる方がいるとすれば、とにかくそのライドバックの疾走感を見て爽快感と高揚感を感じて欲しい!(笑)

映像自体の爽快感、その動きや背景の綺麗さ音楽がもたらすプラス効果…そして、やたら気持ちよさそうに乗って駆けて踊る琳自身の楽しさや、爽快感、疾走感、高揚感が凄く伝わってくる表情や動きの描き方!どれも凄くいいんです!
そして同じような感覚に見てる側もなり、終わった後も余韻に浸れる感じです(笑)

それにレース中の会話も効果的です。
例えば…『早い』『後ろのペースに合わせて流してるだけ』
『運動神経がよくても(マニュアルモードでは)初めは立ってるだけでも難しい』
さらには、見よう見まねで高速走行モードに変形してみせた時の周りの驚きの声…。
『追いつくためなら躊躇いもなく池に突っ込む加速をやってのける…羊を装った仮面の下に全てを切り裂く牙を隠している』
『馬鹿な!そんなスピードで突っ込んだらまた…』の直後の華麗な舞ともいえる琳のライドバック捌き!
こういう会話が全て、琳の凄さを次々に伝えてくれています。

■不穏な気配

さて、でも爽快な部分だけで終わりそうには思えない不穏な空気が、先週よりも近づいてる気がするんですよね…。

冒頭の病室での光景は珠代の父と兄だったようですが二人の会話はやや物騒な話でした。GGPに対してテロ行為を行うBMAという非合法組織が暴れれば暴れるほどGGPの思う壺だとか…。
BMAの行為を理由に圧制的な体制が強まる気配の予兆のような気がする…。


ちなみに公式のキャラ紹介では父親は与党の最大派閥の長で政治家。兄は警察のエリートとか…。

そして顧問は、BMAの佐世保襲撃事件の映像をネットで見ていましたが、これもいかにも意味深な光景ですよね…。
BMAはテロ攻撃にライドバックを使用してると報道されてましたし…。もしかして、この顧問の岡倉はBMAと何らかの関係があるんでしょうか…。

今のままでも非常に爽快で楽しめてますが、こういう不穏な動きも個人的には凄く気になります。でもまだ暫くはレースの方かな…。

また来週です。

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2009年1月12日 (月)

RIDEBACK-ライドバック- 第1話「深紅の鉄馬」

第1話「深紅の鉄馬」

これはちょっとビックリした!主人公がライドバックに乗って駆けるその動きが素晴らしく、背景も綺麗なために疾走感が見ていて非常に心地いいです!
全体的な動きだけでなく主人公の表情の動きも細かく表現されてて、その部分を見ているだけでも特に好みのキャラデザではなかった筈なのに一緒に段々嬉しくなるそんな感じでした。

この作品もいつものように原作を知らないばかりか…事前に少し公式を覗いただけでは掴み切れなくて…一応チェックしておこうという程度の軽い感覚だったんですが…一気に次が楽しみになってしまいました!

さていつものように、ここからは詳細感想です…。
■失った自分の世界
主人公は尾形琳、女子大生です。

彼女は天才ダンサーだった尾形遊紀の娘で、自身も将来を嘱望されたバレエダンサーだったようです

でも、初主演舞台で靭帯断裂の怪我をしてしまい、目標とする満足のいく踊りが出来なくなった事からバレエをやめた…。

この物語は、琳自身の『幕は不意に閉ざされた。世界は変わる』という言葉からも分かるように…そんな光り輝いていた琳が突然、自分の舞台、輝ける場所を失ない…目標を完全に見失ったところから始まります。

そして大学の入学式…
■隠し切れない憂い

大学に入学し幼馴染で親友の上村しょう子と寮の同室で新しい生活を始める琳。
新生活という事で若干はしゃぐ様子も見られるんですが…。

内心は戸惑いというか、憂いを帯びたままスタートをさせているといのがはっきり感じさせられる静かなスタートです…。

でも、この序盤の感じが後半のライドバックに乗ってからの…琳の表情が徐々に変化していく場面の爽快感をより引き立ててくれた感じです(笑)

まぁ、 実際にこの辺の場面を見てる時には実は…入学早々バレエ時代の琳を知っていてファンだったという、内田すずりという子が非常に無神経に会話を進めて近づい てくるもので…傍でペットボトルを握りつぶした親友のしょう子と同じような感覚…すずりに対するイライラ感を若干感じながら見てたんですがね…(苦笑)

そのしょう子の機転でその場を離れる事ができた琳は…1人雨宿りの為に近づいた場所で偶然ライドバックを目にする。
■深紅の鉄馬

どうやらこの大学にはライドバック部というのが存在してるようで、そこの部員(菱田春樹)が、あまり人の話を聞かない感じのタイプのようで…半ば強引にライドバックに乗せられる事に…。

この際にRIDEBACKの説明も春樹がしてましたがRIDEBACKとは乗用脚式自動二輪車両のことで。要するに人型オートバイみたいなものだとか…。
で、琳の目の前にあったライドバックはフエーゴというスペイン語でを意味する名前が付いたものらしく…簡単な呼びかけなんかには反応する様に出来てるとか。

さらに、公式を覗いてみると操縦者を背負うように走行する姿からRide on back…ライドバックと呼ばれるらしい。

■疾走、暴走、跳躍
ところが、いざ乗って外に出てみると…不具合があったようで…制御が効かずに走り出してしまう…。

でもここからの琳の反応がすごく楽しい。
『落ち着いて』
という言葉に反応するライドバックに少し驚くその表情。

そして、琳の体重移動に反応してまさに三次元的な動きを見せ自由自在に走る動きを怖がるどころか…。
『この子…踊れるんだ』
と喜ぶその感覚。

この表現や感性はダンスで鍛えられた天性の感覚や運動能力あってのものなんでしょうが…短時間のうちにライドバックの魅力に惹き付けられていく様子が凄く表れていて、惹き込まれました。

まぁ喜んでばかりいられる状況ではなくて、止まれないものだから段々危険な状況になっていくんですが…それを追いかける、このクラブの顧問らしい男が走りながら不具合箇所を探し直そうとするところも、その動きを見ているだけで楽しいです。

そして極めつけは…結局止まりきれず…工事途中の道路の先を突っ切って飛び上がる瞬間のこの気持ちよさそうな表情!

完全にライドバックに乗り疾駆する魅力に取り付かれたかのような嬉しそうな表情です。

まぁ表情にも重きを置いて書きましたが…何度も言いますがとにかく動き自体が綺麗な背景と相まって、疾走感が爽やかに伝わってきて何ともいえず心地いいです(笑)
途中パンチラなんかもしてるんですが、これもわざとらしい感じじゃなくて疾走感の動きの中で自然に描かれてる感じで作品の雰囲気を崩していないのも好印象です^^;

この作品は事前の感想ブログの予定なんかでは、候補に挙げてるところが若干少なかったように感じたんですが、この動きの爽快感だけでも一見の価値はあるかと思いますよ。

さて話の展開の方にも触れておきます。
この後はどうやら単に部活動なんかで、とどまる話ではなさそうな気がします。
社会背景は予想以上に重そうなんですよ。

冒頭なんか別の作品かと思うぐらい雰囲気が違いますよね。
冒頭で紹介された話によれば…どうやらGGPと名乗るレジスタンス組織が超大国との圧倒的な軍事力の差を、秘密のベールに包まれた新戦力を投入する事で、歴史的な勝利を収めGGPによる世界支配が始まっているらしい。

でもその後の支配は報復の連鎖、希望の見えない灰色の空、新たな秩序による軋みなんかが生じてるという感じなんでしょうか…。
こういう社会情勢がこの後の琳に影響を及ぼしていくんでしょうね多分。
でももし、今回のようなクオリティで戦闘なんかがあると相当、それも期待できる気がしますし…矛盾の生じてる世界の中で…琳がどんな風に、目的を見つけて生き方でも疾走感を見せてくれるのか…楽しみです。

あ、最後になりましたが OPとEDも、かなり雰囲気に差があるんですが…それも、この作品の今後の雰囲気を凄く表してるんじゃないだろうか…と勝手に予想して好印象です。

いつものように初回なので主要キャストの紹介
尾形琳:水樹奈々
片岡珠代:朴璐美
岡倉天司郎:小山力也
内田すずり:松元恵
上村しょう子:豊口めぐみ
菱田春樹:うえだゆうじ
河合堂太:陶山章央
ロマノフ・カレンバーク:三木眞一郎
横山みさを:早水リサ
キーファ:森川智之
片岡龍之介:木内秀信
依田恵:小林沙苗
片岡南風:柴田秀勝
尾形遊紀:園崎未恵

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