カテゴリー「09・夏(アニメ)CANAAN」の4件の記事

2009年7月26日 (日)

CANAAN 第4話『呉れ泥む』

第4話『呉れ泥む』

今回はカナンの過去、アルファルドとの因縁、登場人物それぞれが抱く心境なども随分描かれ、より惹き込まれる展開に…。

■-憎しみ-底なしの闇
カナンが戦争によって家族を奪われたという過去は1話の時点で明かされていた訳ですが…その瓦礫の下から唯一の生き残りであったカナンを救いだし、傭兵としてかテロやゲリラ組織の一員としてなのか…とにかくカナンを“戦う者として育てた”のが想像してた通り、1話から冒頭で語りを入れてた謎の男シャムだったようです。

中東らしき地で、わざわざ旧約聖書の神からの『約束の地』『希望の地』である“カナン”を新たな名として与えた所からすると…シャムという男が単なる金で動く傭兵ではなく、何らかの思想的想いや理想を抱いていた男だったのかなとは想像できるけど、まだこの辺のシャムやシャムが属していた組織に関する詳細はハッキリとは分からないですね。

一方カナンの持つ例の『共感覚』は、瓦礫の下から見つけ出された時点で赤眼になり…死体の山を見て『青い炎が燃えている』と語っているところからして既にこの時点で持っていたようで…生まれつき持っていたのか…それとも、先回死んだ男と同じように村が全滅した際に殺人ウイルスが使われてその生き残りであるカナンに身体的変化が起こったのか…元々持ってた共感覚の能力がそのウイルスが引き金でこの時以降異常なまでに高まったのか…現時点で高い可能性は3通り考えられるようになった気がするけど、いずれも断定はまだ出来ないかな。

それからカナンの入れ墨は、シャムが授けたのではなくシャムを慕ったカナンが『家族の証』としてシャムと同じ入れ墨を施す事をカナンが自ら望んで彫ったんだ。。。
ハッキリとした目に見える形で絆を求めようとしたカナンのその時の気持ちや、照れながら『家族』という言葉を口にするカナンを見てると…その後の喪失感、それを奪ったものをどれだけ憎んだか理解出来て哀しいよ…。

それでも、日頃から『憎しみに憎しみであたっても意味がない』とシャムから教え込まれていたみたいで…シャムの言葉だからこそ…シャムを失った悲しみ、憎くて仕方がないシャムを奪った者への感情を必死に抑え込むようにしてきたんだろうね。。。

だけど、今回再び唯一の“友達”を…アルファルドの組織の者がマリアを狙う事が引き金となって『失いそう』になり、シャムを失った時の憎しみも含めて全ての元凶であるアルファルドへの感情を抑えきれなくなったカナン…。
でもその憎しみから…そして『もぅ失いたくない』という気持ちから発作的に、行動し、アルファルドを殺そうとしたその感情の動き自体は理解できるよなぁ…。

結果としてアルファルドからシャムの最期の言葉を聞かされたり『ありがたい、私と同じ所に落ちて下さった…憎しみから戦う気分は泥のようだろう、足掻けば足掻く程引き摺りこまれる底なしの闇』と揺さぶられ、冷静さも欠いてるし遊ばれる余裕まで見せられて完膚なきまでに敗北したけど…。

でもカナンの事がこれで、よく分かり始めたし…感情移入もさらにしやすくなるかな。。。

一方アルファルドの方は元々抱き続け、既に底なしの泥からは這い上がったという“憎しみ”の原因が一体なんなのか…カナンと同様の入れ墨をしている事や、シャムの『カナンは俺やお前とは違う』という発言からしてカナン同様にシャムに育てられた過去を持ってるのではないかなぁとは思うものの…それがどうしてシャムを慕い続けたカナンとは異なり殺すに至ったのか…カナンにどんな特別な感情を抱いて『直ぐに殺さないで楽しもう』としてるのかなどなど、かなり気になるところだけど…その辺りは今後の展開を楽しみに待たないとダメですね…。

でも、こちらもその背景に深いものがありそうで楽しみ。。。

■後悔するマリアとそのマリアを見張る?!ユンユン
過去何度もマリアの窮地になると、その都度助けてくれたカナン…その際には程度の差こそあれ“相手を傷つけて”自分を助ける場面を見てきたはずなのに、『カナンが見ているモノを見たい…目を背けたくなる出来事を見つめたい』と言いながら、都合のいい考え方で実はしっかり見ていなかったんだねマリアは…。

だけど…今回は自分を助ける為に振るった“いつものカナンの行動”が…相手に“死”を与える事になり…初めてマリアはこれまで自分が抱いていた、あるいは口にしてた綺麗事ともいえる欺瞞や矛盾に気づいたみたい…そして、あの瞬間自分が『人の死』の原因となったという自分の罪の意識から逃れたい為に『カナンを責め、拒絶する目』で見てしまった事にも気づいた…。

ちゃんと、自分のそれまでの欺瞞の部分に気づき…あの瞬間の自分の心の動きをちゃんと自分で見つめなおせた事自体は今後のマリアにとって大きいよね…それだけに、気分の落ち込みも激しくはなるけど。

と、思ったらマリア、立ち直りも早いようで……ちゃんと気づいて…後悔して今度こそ…『全てのホントから目を逸らさない。カナンの友達なんだから!』と決意を新たにしたみたい………。

ただ、どうしてもすぐにちゃんと謝りたい、でもカナンに会える方法が分からないからだとしても…再び窮地に自分から立てば…カナンが又来てくれるかも知れるいと考えるこの子の…考え方や行動はまだまだどこか甘いという気がするけど大丈夫かね…危なっかしいよ^^;

だから『お前はアホですか!』のユンユンの一言が、ちょっと気持ち良かったかも^^;

でも、このマリアの居るところに必ずバイト娘として現れ…今回は窮地を助けたユンユン…当然見張ってるには違いないんだけど、今回助けた事で先週感じた『蛇』側の人間とは言えなくなったかな…殺してもイイと言ってた『蛇』の指令で監視してるとすれば今回の行動は少し違和感があるよね…どこかの組織の二重スパイとかいった感じだろうか…。
うーん、これもまだよく分からないけど…マリアの意外な行動のせいで必要以上に接触してしまう事になり今後どうするのか楽しみかな^^

ところで話の筋とは関係ないけど…『女の機嫌は腹で治る』と蟹を喰わせてあげた御法川と落ち込んでる女の子の前で『女の子の気持ちー分かってないのよーー♪』とハイテンションで唄う運ちゃん…どちらが、女性の気持ちに通じてるでしょうか(笑)

それと…運ちゃん、この感じだとこれからも出てきそうだね^^;
この人もただの運ちゃんじゃないのかな…。

■過去を消したい者と仕事をさせたい女と探る男
夏目とサンタナの会話でこれまでは想像するしかなかった、サンタナの1話の行動(アンブルーム3人を逃がそうとしてた行動)が、夏目やカナンの属す組織の依頼で引き受けていた仕事であった事が判明したけど…。

気になるのは、報酬も今後の仕事も引き受けたがらないサンタナに夏目が語った『過去を消して?あなたが消したあの村と同じように?』という発言だよなぁ。。。

元々はアルファルドの組織に属していたんだろうか…それに『あの村』というのが先週の男の村なのか…それとも、もっとずっと前に遡るカナンの村なのか…気になる。

それに…先週も出てきたのに聞き取りずらいんだけど…『あの○ナー』というハッコーを指して夏目が今回使った言葉ボナー?ドナー?…とにかく、失敗作というか、光が目に入るだけで死んでしまう状態になってしまったものがアンブルームで、先週死んだ双子の男と同じようにある一定の能力を手にしたものがその『○ナー』なんだろうか?!

それにしても過去に後ろ暗そうな道を歩み、心にも痛みを負ってそうなサンタナが今は足を洗いとにかくハッコウを愛おしく思ってて…保護したい、守りたい、喜ばせたいと思ってるのは分かるけど…手品を見て無邪気に笑うハッコウはサンタナ以上に今週もやっぱり、幸が薄そうで…いったいどんな哀しい過去があるのかはまだ分からないけど…この二人には今後も…なんか哀しい辛い気持ちにさせられそうな気配が濃厚…。

一方、御法川さんは作中でこれまで『痣のようなもの』と表現されてたハッコウにも浮き出ている写真を日本に送ったようだけど芳しい手掛かりはなし…ただし編集長の『血管が浮き出てるように見える』という言葉を聞いて…「血管が共通する形で浮かび上がる」異常さに改めて…愕然…でも、特ダネ欲しさに真相に近づこうとし続けるんだろうね。。。

救いようのない変態のカミングズと…リャン・チーについては今週はまぁ、特に書かなくていいかな^^;

楽しみの為に生かされたカナンが来週どんな精神状態になるか…ユンユンに無理やりくっついて行ったマリアに変化があるのか…来週も又楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (26)

2009年7月20日 (月)

CANAAN 第3話『阿断事』

第3話『阿断事』

流血や、内臓を取り出して囮にしたりといったハードな描写自体や主人公の能力の凄さ加減も目立ちますが、同時に細かい心理面も丁寧に描いてくれそうな気配が濃厚で、今週もイイ感じです。

■カナンが見ている世界…。
1話から『カナンが見ている世界を…見てみたい…少し怖いけれど、触れてみたい』と言っていたマリアだけど…生で違いを見せつけられる事になり…さっそく、恐怖や嫌悪とった感情が混ざった拒否反応を示してしまった…でもまぁ、これはごく普通に生きてきたマリアからすれば自然な反応だろうねぇ…。

でも、カナンはショックが大きいよねぇ…カナンからすれば純粋にマリアの為に必死に行動し、カナンの生きてきた世界からすれば至極当然の行為で助けようとしただけなのに。。。

おまけに、ここまでどんどん自分に近づいてくれて、普通に接してくれて…初めて普通の友達らしい事を教えてくれたマリア…そのマリアをカナンは真から友達と感じ、落ち着く相手だと思ってた様子だけに…素で条件反射的に表わされてしまった今回の拒絶はかなり堪えるよなぁ…。

おそらく今まで生きてきた環境を考えると色んなものを諦める事の繰り返しだった筈で、哀しい事だけど今回も諦めるのも早いだろうし…。
今後、どう修復できるのか…。

ところでカナンの背後関係というか、見てきたモノが少しづつ見えてきた感じだけど…やっぱり先週見てて感じたとおり…1,2話の冒頭で語っていた謎の男が元々蛇の入れ墨をしてて、それをカナンとアルファルドに授けたって感じだろうか。。。

それから、夏目相手にカナンが『本当に彼女がやったんだろうか』と呟いたのもアルファルドの事かなと思ったけど…カナンの知ってる本来のアルファルドからすると、今回の人体実験の仕方や、そのモンスター化した人に対する扱い方は違和感があるという事かな?!

アルファルドの方も…間違いなく実験に関与してる訳だけど、決して歓んで進んでしてるというよりも、目的の為に仕方なくやってる感じ?!
BB弾撃たれて今週も悦んでるカミングズや、カナンの存在が気になって仕方がないリャン・チーとかはまぁ、そういう実験が好きそうなタイプのような気がするけど…(苦笑)

■死にたかった男
で、今回マリアを捕獲して頭に時限爆弾を仕掛けたふりをした男は…先回感じたとおり、実験の影響で身体能力は上がったけれど、体には異常が表れてるという状態だった様で……先週の兄は異常に老化が進み、弟は成長が止まっていたという訳か…。

だけど、村ごとウーアウィルスの実験台にされて、挙句の果てに組織の人間兵器としておそらく道具のように扱われ…それでも兄弟で何とか生き延びてきてたのに…兄が死んだ事で生きる気力を完全に失くしたんだろうね。。。

カナンに、復讐をして殺そうとしても自分以上の化け物に勝てる訳はないし…それなら間違いなく殺してくれそうな方法で、マリアを巻き込み…狙い通り殺された…と、そういう事情を考えると、この人も哀れ過ぎる最期だなぁ…

で、この男の言葉を信じるなら…カナンの能力も同じ方法で与えられた能力で…人によって変異の仕方が違うという事でいいのだろうか?!
でも、あの妙な痣はカナンもアルファルドもないから…結果が群を抜いて特殊だったのか、最初からこの二人に関しては何か秘密がまだあるのかな。。。

■幸が限りなく薄そう
ハッコウです。。。
怪し過ぎる店で働かざるを得ない状況とか…声が出ない?というだけでなく…。

彼女にも例の痣が…という事は当然彼女も実験の犠牲にあってて…そこをサンタナが救いだして匿ってる感じなのだろうか。。。

という事は、あの痣が出ててすぐに死んでいない他の人たち同様、彼女も何らかの能力を持ってるんだろうね…そして、おそらく体の中は異常だらけでボロボロ…?!

そう考えると、無邪気な行動や表情の一つ一つが痛々しいし…この先も決して幸福にはなれそうにない空気感が出てて………。

ところで、毎回必ず表れるユンユン…彼女も組織の人間で監視役なのかな…。

| | コメント (2) | トラックバック (7)

2009年7月12日 (日)

CANAAN 第2話『邪気乱遊戯』

第2話『邪気乱遊戯』

登場人物たちのテンションがよくわかんねぇ―――(笑)

ハイテンションでガッチーン☆のじぃさんやら、チャイナ気分でノリノリの運転手やら、姉さんに抑えきれない欲情をしてるリャンや、BB弾撃たれて興奮してるおっさんや、ひたすら能天気なマリアやら…どうすりゃいいんだヽ(´▽`)/

■『蛇』
蛇のボスを「姉さん」と呼び、姉さん一筋っぽいリャン・チーの急襲に乗じてアルファルドはCIAの護送から脱出。
いやぁ、ここのアルファルドの動きが凄いね^^
目の鋭さも、惹きつけられるような眼をしてるし!

リャンの方はすぐさまカナンを捕まえて、いたぶりたいようだけどモノには順番があると、冷静なアルファルドに言われてます…この後のリャンの指噛みの表情は、その冷たいあしらいも、又たまらないのだろうか(苦笑)
それとも、アルファルドと…ある意味特別な繋がりのありそうなカナンに一層の憎しみを募らせてる感じかな^^;

そのアルファルドの腕にある入れ墨は先週カナンの腕にもあったものと同じなのだろうか?!冒頭の謎の男の二週にわたる語りを聞いてると、その男が二人を訓練して育てたりしたのかな…とも、思えるし…。手紙を見つめ感傷に浸る様子も意味深だね…。

BB弾を撃ち込まれてもだえ声を出してるカミングズとかいうおっちゃんは置いておくとして…リャンが連絡を受けて『あのいけすかない、じじぃの娘?殺しちゃいなよ』と指示を出してたのは…最後の荒らされてたマリアたちのホテルの部屋の事を考えると、マリアの事ですよね?!

マリアの父親が製薬会社の研究所所長でテロに使った殺人ウイルスの抗ウイルス剤を開発したとか言ってたし…マリアたちが狙われるのは先週あの死体を目撃したからだけでなくて、2年前のテロとの繋がりもありそう。

■相変わらずの二人
マリア…は、ひたすら能天気…この子のノリも単に無邪気と言っていいのか、なんなのか^^;
でも、どうやら2年前には、誘拐されたりテロに使われたウイルスに感染させられたり、一時的な記憶喪失で事件の事に関しては殆ど記憶がないといった大変な過去があったことが明らかに。

そか、御法川実はマリアからテロに関わる情報を何か引き出せるかと思って世話を引き受けたのに、記憶がないと分かってお荷物扱いしてたんだ(苦笑)
でも、今度はカナンの友達と分かってカナンの情報を引き出そうとしてると…現金な奴め(汗)

とにかくこの人は、特ダネを探しての上昇志向が強いんだろうなぁて印象は1週と変わらない感じ。同時にヘタレ具合も(笑)

ところで、あの胸に肉まん入れてた娘や…運ちゃんがノリノリで歌ってた『チャイナ気分でハイテンション♪』の歌手なんかも、事件に関わってくるんだろうか^^;

■ガッチーン☆
今週一番インパクトがあったのはこのジィさんかもしれない^^;
ロックオンをガッチーンで表わすとは新しい(笑)

結局このマリアたちを狙った二人は蛇の一味だったんだねぇ…だけど、問題はこの額の痣のようなもの…先週のアンブルームA,B,Cの男たちは、浮かび上がってしまうとすぐ死んだけど…この人は死なずに能力だけが上がってる感じで、先週の男たちよりは実験に成功してる感じなのかな…。

ただし、一緒にいた男が最後『にぃさん…』と言ったよね?!
って事は…実験の影響で身体能力は上がったけれど、やっぱり体には異常が表れてるのかな…おまけに、あのテンションは脳にも…だろうか(汗)

で、最後は猫耳と尻尾のコスプレをしたハッコー…。
いつも一緒に居るサンタナという男が『悪いが手を引かせて貰う』と電話してた相手はカナン側の組織なのか全く別なのか…蛇側ではないと思うけど……。

カナンも今週も見事な動きと、タイミングでマリアを助けてたけど組織からは常に監視役も付いてる状態のようだし、夏目という女から『相討ちでもして死んでくれないかしら、嫌いなのよ』と物騒な事を言われてて…どうも、それぞれ一応立ち位置みたいなのは分かってきたものの、個人個人の思惑や、関係性、因縁なんかは単純に組織だけで括れきない複雑な絡みもありそう。

来週は、マリアと遊ぶカナン…だけでは終わりそうにないかな…また来週です。

| | コメント (0) | トラックバック (29)

2009年7月 5日 (日)

CANAAN 第1話『洪色魔都』

第1話『洪色魔都』

これは1話を見る限りでは、世界観はかなり自分の好きなタイプの作品だと思う…。

それに、上海という都市の混沌とした様相の描き方もクオリティーが高く、そこで行われている祭りに興じる人々の喧騒、狂騒具合も実にカオスでイイ雰囲気を出してるし…。

でも、単に混沌とした街の様子と単純な撃ち合いを描いただけではなくて、そんな街全体の狂騒の最中に紛れるかのように蠢く異変と異常さ、主人公の明確な敵の存在、現時点ではどの立場なのか判断しにくい勢力の存在、そして否応なく巻き込まれていきそうな人々といった、異なる立場にある人達のそれぞれの様子や謎を、説明過多になり過ぎないイイ感じで巧く描き込んでる気がした初回でした。

■カナン
まずは主人公から…どうやら、カナンは『蛇』という組織とは対立する側の戦闘員か、暗殺者のような存在のよう…。

しかもカナンは共感覚の持ち主のようで…。

    『共感覚』自体は実際にも確認されてる感覚で、作中でも説明されてたように本来独立してる筈の感覚が同時に機能して『文字に色が付いていたり、音が形として見える』といった特殊な感覚だけど、五感全てを同時に制御しきって超人的な力を発揮するまでのものではない筈…。

    でも、まだまだ分かっていない所の多い感覚なので、素人考えだけど…それを研究して応用させればさらに未知の可能性は開けているかも…という気にはさせてくれる感覚だから…それの進化系のようなカナンのような設定はなかなか面白いかも。

    ただ、カナンは生れながらにあれ程までに優れた感覚というか、特殊能力と言っていい程の持ち主だったのか、それとも研究材料のようなものにされた結果なのか…どっちなんだろう…ってのは気になる…腕の刺青も気になったし…。

それから、カナンは戦争によって家族を奪われたという過去があるみたいだけど…哀しみや憎しみといった過去の悲惨さなんかを現時点で表面には出し過ぎず、人一人殺して歌を口ずさんだり、ヌイグルミをあとで取りに行こうと考えたりするような胸の奥で本当は何を考えているのか掴みづらいのも…かえって、今後の掘り下げに期待できそうな気がした…。

マリアの『また悪い人たちと戦ってるの?!』の問いに『…愚かな…人かな』と反応したのも、魅力を感じたし。

マリアをじっとさせておくために…何やら二人の思い出の品でもある紐で後ろ手に縛り『切っちゃうんだ、これがあったから友達になれたのに』と言って切れない気持ちにさせておきながら、笑いながら去っていく様な描写からは、勿論友人の為なんだけど、したたかさも見られたし…うん、こうやって挙げていくと感じるけど、結構人物描写も奥深く描いてくれそう^^

■敵は『蛇』
かなり変態チックな秘書さんと…そこの社長さんは、立場関係は本来は逆のよう(苦笑)

その羞恥心ゼロの秘書さんは自らが「姉さん」と呼ぶ、CIAに拘束されたアルファルドという女性を救出に向かおうとしてる様です。

何やら新たに上海にPMCを設立したって話をしてたけどPMCと言えば民間軍事会社の事ですよね…当然その会社自体も『蛇』の一部なんだろうね^^;

おまけに…ここの社長、共感覚を利用する研究をしてそうな意味深な会話も…。

で、助け出される必要があるのかどうかも分からないくらい、護送車の中でも余裕の表情を見せてるのが、世間を騒がす武装集団『蛇』のボス・アルファルドのようだけど…。

冒頭ではカナンへの謎の男の語りの際に『起点は同じだが在り方は異なっている。憎しみには憎しみで対抗してはならん』と、語られていたカナンとは対極の存在のようだから、単なる敵対組織の人間同士という程度の関係ではなく何か深い因縁がありそう…。

敵キャラとして、是非強烈な憎しみやそれ相応の事情もある魅力的な人であって欲しいと期待(´-`)

■見たい…。
三流ゴシップ雑誌の企画で上海入りしたのは、御法川実…どうやら、胸の中では常に特ダネを手にして、もっと一流のジャーナリストになりたいという野望がありそうだから危険だと分かっても、背後に蠢く事件に首を突っ込んでいく事になるんだろうね…。

なんだか、今のところ頼りなさしか感じないけど…(汗)

もぅ一人は…駆け出しカメラマンでカナンの友人の大沢マリア…。
この子は、表情豊かで可愛いんだけど『かけだしは心も駆け出しているんです』発言には、ちと…ひいた^^;
おでこに落書きされても、喜んでるし…能天気(汗)

ただし、ふとした瞬間に表情を変えて語る『(痛すぎるし、辛すぎるから)多くの人が目を閉ざして見ようとしていないモノを見たい…それはカナンが見ている世界…少し怖いけれど、触れてみたい、その輝きに…』という願望が、どうしてそう思うようになったかも描いてくれるのかな…。

そして…見たいと願ったものを見たときのマリアの感情や状況にも興味がある。

■イマイチ判然としない勢力…。
『お前は俺の心に咲いた花だよハッコウ』などという、歯が浮くような気障なセリフを吐いている男は、どうやら着ぐるみのお面をかぶって逃げてた連中を助け出そうとしてた感じ…。
ただし、幾ら助けようとしてたとはいえ…この女連れの男が現時点でカナンと同じ組織とは思えない気がするし、第三の勢力?!

一方、この逃げてた連中の方は最初の方でカナンとメガネをかけた日本人女性とが会話してた際に出てきた『ファクトリーからアンブルームを保護した車が蛇に襲撃された。生存者が残っていれば救出、残っていなければ襲撃がアンブルームである可能性もあるかもしれない』と言ってた、アンブルームですよね!
EDでもアンブルームA,B,Cで表記されてたし…。

ファクトリーという単語は製造所とかの意味のようだから、何かの研究所で研究材料にされた、モンスター化する兵士のようなものかと思ったけど…もしかして社長の会話に出てきた共感覚を応用する研究のなれの果てだろうか?!…感覚がうまく制御できないから外気の感覚を出来るだけ拾わないように頭に被ってたのに、外れて暴走したとか?!

どっちにしても、追い詰めてた面を被った男たちは『蛇』の連中だろうけど……。

街の連中は、街全体が祭りで浮かれ狂騒状態にあるから、その一コマに映ったのか…それ以外のモノだと認めてせっかくの狂騒を覚めさせたくなかったから真実を見ないようにしたのか…うーん、でもそれだけとも思えない異常さかなぁ…ちょっとその辺はまだよく分からないけど。
街全体が、異常な街と化しつつあるのだろうか…。

最後に、もう一つイマイチ判明しない存在としては…御法川が人違いしたジイさん…ただの老人と孫だと御法川は思ったみたいだけど最後の道端に座り込んでた描写も含みのある映像だったし…来週は爺さんが銃をぶっ放してそうだったし…一体どの勢力についてる人なんだろうなぁ…。

とにかく色々次回以降に期待を持たせる初回でした!
日曜は自分の場合週によっては必ずその日に書けるかどうか分からないんですが…遅れてでも、出来るだけ書き続けたいかな…。

〈キャスト〉
カナン:沢城みゆき
アルファルド:坂本真綾
大沢マリア:南條愛乃
リャン・チー:田中理恵
ユンユン:戸松遥
夏目:皆川純子
ハッコー:能登麻美子
御法川実:浜田賢二
サンタナ:平田広明
カミングズ:大川透
シャム:大塚明夫
〈OP・ED〉

OP「mind as Judgment」:飛蘭
ED「My heaven」:Annabel

| | コメント (0) | トラックバック (33)