テイルズ オブ ジ アビス (最終回)第26話『新たな世界』
第26話『新たな世界』
アビスも遂に最終回!エルドラントの最深部で、ローレライの力も取り込んだヴァンを相手に、最終決戦が始まる…。滅びは止めれるのか、そしてルークは消滅するのか…。
今回もメンバーそれぞれのルークへの強い想いと、ティアの涙が胸に沁みました…。
今回は久々に完全に時系列順に書かせて貰います^^;
■懸命にもがき生きた末に出した結論
最初は我侭で右も左も分からない子供だったところから始まり…罪を抱え、自分を知り、自らの存在意義を悩み抜いた末に…成長して知った、自分自身の願いがなんだったのかを…。
- ヴァンに『ただ認めて欲しかった…レプリカではなく一人の人間として』
ルークの立場ならこれは自然に抱いてしまう思いですよね…でもそれでは駄目な事にも今は気付けた…。
そして最終的に…自分の中で結論と断言できるものに行き着けたルークが出した答えは…。
- 『生きたい!それだけでよかったんだ…”誰かに認めて貰う為に生きるんじゃない”俺は俺として精一杯生きる』
生きる意味自体は、間違いなく個々に違うと思うんですよね…だから、この言葉自体に感心するわけではないんだけど…でも、ずっと半年間こうやってアニメで一緒にルークの成長を見てきてるだけに…レプリカとして作られたルークがこうやって自分で、自分の存在をしっかり見つめて、その意義までも断言できるようになった姿は…素直に凄いと思うし…嬉しいね…。
それが死を予感して、消え入りそうな段階になった今…というのが何ともいえない気持ちにさせられるけれど…。
■どこまでも相容れぬ平行線の主張
『星の記憶は未来の選択肢の一つ、それを選ぶのは星じゃない!人よ!』
『選んでいるのではなく、選ばされてるのかもしれんぞ』
もぅね…こういうふうに『選ばされてるのかも』なんて考え始めたら…迷宮に陥るね…(苦笑)
答えは出なくなるよ…。
もぅここまできたら相手の意見云々ではなく…自分の信念に従うしかない…ですよね。
『俺たちは未来が選べると信じている』
『私は未来が定められていると知っている』
願いだけ見ると共通する部分もあるのに決して交わらない信念…戦わざるを得ない…そして最後の決戦が始まるが、ローレライの力を取り込んだヴァンの強さは半端なく…。
■七番目の旋律
ここでティアの譜歌の力が再び発揮される事に…ティアが歌うと…ヴァンが苦しみだし動きが鈍る…。
今回のこれは7つの譜歌を全て理解して、全て歌う事でユリアがローレライに捧げた契約の歌「大譜歌」になり力が宿るんでしたっけ…。
しかもティアにそれを教えたのがヴァンで…『いつか必要になる』と語っていたのも…ヴァンというのが何とも皮肉な結果…。
いや…違うかな、皮肉というよりも…ティアが語ったように『ユリアが世界を愛し、ユリア自身スコアを覆して欲しい…自分が見たスコアが成就するんじゃなくて、みんなに幸せに生きて欲しい』と願っていたのを…多分ヴァンも知ってたはずだもんね…。
きっとその時点でティアにその譜歌を教えたのは…自分の方法とは違う、人の可能性を信じる道が達成される可能性も残したくて…ティアにそれを委ねていた…そんな側面もどこかにあったのかも知れない……。
それでもヴァンは自分の信念を突き進み…自分の理想に共感してくれた死んでいった同志に向かって天を仰ぎながら『許せ我が同志達よ…』と呟き死んでいく…。
これも、これまで死んでいった敵の面々にも、それぞれ切なさを感じながら見てきただけに…やるせないものを感じます…。
■約束
エルドラントが崩壊を始める中…ルークだけがローレライを解放する為に残ると言う…当然、このまま自分が消滅する覚悟を抱いて…。
でも、そんなルークの事情を知っていたのは既に聞いていたジェイドとティアだけじゃなかったんですよね…みんな察していた…。
この場面のそれぞれの言葉が…又、言葉以上の想いが伝わってきて…どうしても泣けてくる…(ノ_-。)
▼ジェイドが右手を引っ込めて左手を差し出し握手したのは…左利きのルークの利き腕と握手する事で、ルーク個人への強い想い入れを表していたのだろうか…。
さらには『生きて帰ってください…いえ、そう望みます』
わざわざこうやって、言い直すところにジェイドらしさ…そしてジェイドがどれだけルークの事を大事に思うようになっているかが強く表れてて切ない…。
▼ガイも肩を力強く叩きながら…。
『待ってるからな!サクッと戻って来い!このまま消えるなんて許さないからな!帰ってきたら心の友に隠し事するような根性を叩き直してやるよ』
こうやって、あくまでも笑顔で…あくまでもサラッと真剣に言うところが…本当にガイらしいね…。
▼アニスも『私も知ってたよ…だってルーク分かり易いし…でもね私としてはルークに生き残って貰わないと困るんだよね♪教団を建て直すために後援者が必要でしょ、ちゃんと帰ってきてね♪』
あえてこんな事を言うところが…もぅあまりにもアニスらしくて…なんかいい。
▼ナタリアの『生き延びてください。私はこれ以上大切な人を失いたくありません』も、実の父親、愛したアッシュのことがあった後だけに…もちろん重いしね…。
▼ティアは…『必ず帰って来て…必ず…必ずよ!待ってるから…ずっとずっと…』
そして聞こえないように口元で呟く『ルーク…好き…』との告白も…もぅ切なくてたまりません。
あーなんか、やっぱこのメンバーそれぞれ味があって…好きだわ(苦笑)
ジェイドが最初に言った時には、無茶言うなよと苦笑してたルークも、みんなの強い想いを受けて『分かった約束する 必ず帰るよ』と約束する…。
■滅びの未来は変わった
崩れゆくエルドラント内でローレライを解放すると…。
『世界は消えなかったか私が見た未来が僅かでも覆されるとは驚嘆に値する』とのローレライの声が…。
そう、歪みなど物ともせずに成就していくはずのスコアを変えれた…ルークたちの信念が勝った…だけど、達成感よりも何ともいえない寂しさと切なさが…。
ルークはその声を聞きながら落ちて来たアッシュを抱いたまま消え始める…。
しかし、消えていくさなかの音素の動きや…死んだはずのアッシュの身体の…僅かに動く”左手”…は、各自が何かを感じれる場面になってましたよね……。
■再会の涙
2年後…ルークの墓の前で公式には成人の儀が行われている最中に”墓”の前で行うその式典に意味はないと自然と集まるメンバー…。
『ルーク貴方が救った世界はこんなにも綺麗よ…でも、貴方が此処に居ない』
寂しげなティアたちが帰ろうと背中を向けた瞬間、背後から赤髪の”彼”が…。
もぅね、この瞬間のティアの涙が背景や静かなトーンとも相まって美しすぎるし…このなんともいえない顔を見ているだけで…その言葉にならない感情を想って感動してしまう…(ノ_-。)
…………。
ゲームが出た当時、戻ってきた赤髪の”彼”については結構な論争になった事も、とあるスタッフがその正体について”ある話”をしたという事も知ってはいるんですが……。
あくまでも私個人の意見としては、ここはもぅそれぞれ自分が感じたままでいいと思ってるんですよね^^
はい。だからこれ以上はここはもぅ書かずに、自分が感じたままに…このティアの歓びの涙に浸ればそれで…いいかなと思ってます。
■全てを見終えて
このアニメは自分が初めて、原作を完全に知ったうえで感想を書いた作品なんですが…作品自体が凄く好きだった為に、先の展開を知っていながらも毎回ワクワクしたり感動する事ができましたし、思ったままに最後まで書ききる事ができました。
もちろん、この作品についてここに至るまでにあちらこちらで見かけた意見「尺が足りなかった、展開が速すぎた」という思いは私も同意見で、出来る事ならもう少し時間をかけて描いて欲しかった…そうすればきっと、もっと多くの方が感動してくれたはずなのに…うん…大好きな作品だからこそ、そこが残念だったなぁという思いは残っています…。
そして欲を言うなら、あのエピソードも入れて欲しかったとか…オリジナルの話ももぅ少し織り交ぜる冒険もして欲しかったかなという思いもあるんですよね…でも実際問題、これはね…きっと賛否両論も出るだろうからスタッフは大変なんだと思いますけどね^^;
でも、こういう点もあったとはいえ、あくまでも自分個人はやっぱりこの作品の世界、この作品に出てくるキャラたちが非常に好きなんです!
だから楽しめました!そして、内容を知っているのにアニメで見ていても、毎回自分でも不思議なぐらい切なくて泣かされましたしね…^^;
こんなふうに感動できたのはシナリオはもちろんですが、声優の皆さんの凄さもあったと思います。
全てのスタッフの皆様お疲れ様でした。
2クール読んでくださったり、コメやTBでお付き合いくださった方々にもホント感謝ですm(_ _)m
又よろしければ他の作品でもよろしくお願いします^^
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